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カテゴリ:先生の日常
五線譜にまだ慣れていない生徒さんにとって 読譜は、結構な労働です。 小さく印刷された楽譜には、 曲全体が見渡せて、雰囲気がつかめる 長いフレーズの流れが見やすい 譜めくり回数が少なくなるなど それなりのメリットがあるのですけれど 考えてみたら、楽譜を読みなれている私達でも 小さな楽譜を見続けていると目が疲れますし 学生時代も、現在の職場でも 『実は近眼でコンタクト使用』という人は多いですから 視覚障害のある生徒さんや 目が楽譜に慣れていない大人の生徒さん 小さい音符を読み取るのが負担であろうという生徒さんには 練習用に、楽譜を拡大コピーして使うようにと おすすめしております。 でもまあ、やはり 視力に問題がなくて ある程度 読譜スピードが上ったら 疲れるからといって、拡大楽譜ばかり使うのは 避けた方がよいなあと思いました。 先日、図書館のホームページから 本のタイトルだけを見て貸し出し予約を入れましたら 本を受け取ってびっくり 一文字7mmサイズの【大文字文庫】版の本でして 借りちゃったので、とりあえず読み始めたのですが 字は読みやすいけれど、文章が頭に入りにくい。 2ページ読んでも、話が進まない。 拡大楽譜の問題点を、偶然とはいえ体験できまして レッスンする時、気をつけないとなあ と実感しました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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