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カテゴリ:楽器
エレクトーンという楽器。 この楽器には、実に様々な楽器の音色が入っています。 その中の一つが「Strings(ストリングス)」つまり弦楽器です。 このstringsボタンを押すと、液晶画面に ストリングス(弦楽器の集団)の表示。 strings1 strings2 …と弦楽器の音ばかり ずらずらと出てきます。 たくさん音色が用意されているということは 演奏する人が、必要に応じて ふさわしい音色を選べるということですね。 そもそも、私がバイオリンを習うきっかけとなったのが この「エレクトーンのstrings」を弾いていて 音色は弦楽器だけど、リアルに弾けないなあ と不満に思ったことでした。 これは、音色が悪いのではなく あくまでキーボード的奏法しか知らない故に それらしい表現ができなかっただけなのですが せっかく今バイオリンを習っているのですから その体験からの実感をご紹介。 【EL900m】だと、Stringsの音色は8種類。 そのStringsの音色ですが、弾き比べてみると Strings1:素直に弓をすべらせて弾いている感じ Strings2:1より柔らかい響き Strings3:乾いた硬い響き。駒の近くで弾いている感じ Strings4:柔らかい。弾き始めの圧力が強い感じ Strings5:表情が豊かな音色 …と、結構違いがあります。 高さによっても、向き不向きがあるみたいで Strings7は、高い音域で弾く方がきれい、とか。 「柔らかな4」と、「はっきりの3」を重ねて鳴らすと 響きは柔らかく、音の流れは はっきり聞こえる というように、それぞれのいいとこ取りができて便利。 だから、Stringsは単体で使うというより、 他の音と混ぜて使う事が多い音色です。 これはEL900mの音色での話なので ステージアになると、同じタイプの音が 違う番号に入っています。要注意。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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