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カテゴリ:レッスン風景
バスティンの導入期のテキストは五線譜を使わず、 『指番号と音符』あるいは『音名と音符』を使った 【プレリーディング】楽譜という形態でレッスンします。 この方法の良いところは 手を置いたポジションのどこに何の音があるか しっかり把握するようにレッスンすることにより 早い段階で手元(鍵盤)を見ないで弾けるようになる という事。 欠点は ドレミファソ・ソラシドレ、と五本の指を定位置に置く 5指ポジションばかりで曲を弾くため 指番号には忠実になるのですが 五線譜になった時 『音符の位置より指番号』に反応してしまう という生徒さんが出てくること。 よくあるのが 〔ド―ミ〕や〔ファ―ラ〕のように 鍵盤一つ飛ばしの音程を 1と2〔親指と人差指〕という隣同士の指で弾く という時 指使いだけ確認し、『指が隣だから音も隣』と思い込み 〔ドレ〕、〔ファソ〕と弾いてしまうケース。 指を広げて使うパターンが出始めると 『指番号が隣だから、音も隣とは限らない』が合言葉…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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