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カテゴリ:先生の日常
ブルグミュラーの25の練習曲の中の1曲 「せきれい」 これが鳥の名前で、セキレイはこんな鳥です という話を以前日記に書きました。 そもそも私が「せきれい」という小鳥の名前を知ったのは 昔(小学生時代)学校の図書館にあった本で 「セキレイ」と「ミソサザイ」が出てくるお話を 読んだことがあるからなのですが 何しろ読んだのは小学生時代のことですから 今となっては出典が何だったかわからない。 グリムやイソップではない事は確かなのです(調べました)。 ずっと、気になりながら十ウン年。 先日、とうとう見つけました なんと、ルーマニアの昔話でした。 「りこうなおきさき~ルーマニアのたのしいお話」モーゼス・ガスター この中に載っている 「セキレイはなぜしっぽをふるか」というお話がそれです。 (あらすじ) 尻尾の無い鳥であったセキレイが ヒバリの結婚式に出席するため 立派な尻尾を持っていたミソサザイに尻尾を借りました。 しかし、結婚式が終わった後 尻尾を返してもらいに行ったミソサザイに対して セキレイは知らんふりを決め込み ミソサザイは泣き寝入り。 セキレイは、うしろめたさと不安から、上下に尻尾を振っては まだ尻尾が付いていることを確認しているのです。 私の記憶と多少違う部分もあったのですが セキレイがミソサザイをだまして尻尾を横取りする という話であることは合っていました。 長年気になっていたことが判明して、 ああ、すっきり。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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