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カテゴリ:先生の日常
新年度に入って、そろそろ1カ月が経とうとしております。
学年が上がる、職場の環境が変わる時期ですので レッスン時間の変更が一番多い時期でもありますが 次の 変更の波が来るのが、5月です。 グループレッスンのカリキュラムが 5月スタートなのですね。 つまり、4月で一つのコースを修了し そのまま次のコースに進む人もいれば ここを区切りと個人レッスンに切り替える人 と、 グループレッスンでは、このタイミングでの変更が多い。 そのようなわけで 5月から私のクラスへも グループからの生徒さんが移動してこられます。 今まで大勢でわいわいとレッスンしてきた生徒さんですから 30分、個室での1対1レッスン 楽しんでいただけるかどうか、責任重大。 個人レッスンしている側から見ますと グループでの「皆で楽しむ音楽」のレッスンは魅力的ながら 一人一人への細かい対応は難しそうですし 大変そうだなあ、と思います。 ある日 グループの先生に 「何が一番大変ですか?」とうかがったところ レッスン中よりむしろ、レッスン後のフォロー お休みした生徒さんへ電話したり手紙を書いたり レッスン時間外でのあれこれが1番大変 とのことでした。 お休みした生徒さんへの連絡などは 個人レッスンでも同様ですね 『人対人』のお仕事ですので 結局 個人でもグループでも そうなるのだなあ と思いました。 個人レッスンの講師を続けてきていますが 『個人レッスン講師と、グループレッスン講師と どちらか一つだけ選べるとしたら どちらの仕事を選びますか』 と 聞かれた時、 今の時点では 個人レッスンかなあ、と思ってしまいます。 私自身は もともとグループ出身なので グループでのアンサンブルの楽しさ 友達の演奏も毎回聞けるレッスン グループレッスンの良さもわかっているのですが 個人レッスンの 一人一人に まっすぐ向き合って その成長する瞬間を目にする嬉しさ を体験すると、ああ、やめられないなあ、と。 もっとも もともとは「ヤマハの先生になる」が夢でしたので 『グループの先生』になりたい気持ちもまだあるのですけれど。 今から また頑張って勉強して 採用試験を受けてみようかなあ。どうしようかなあ。 と いろいろ考える事の多い4月。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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