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カテゴリ:レッスン風景
ピアノを演奏する時には
手指のフォームだけではなく 座る時の姿勢・足の置き方 重心の置き方なども 大切になってきます。 演奏するには 筋力も使いますが 逆に脱力も大切でして いかに無駄な力を使わないで済むようにするかがポイント。 使いたい時には さっとその筋肉を使え 使わない時には すっと力を抜ける というようにするには、 身体全体の姿勢・重心の置き方に工夫が要るわけです。 しかし 現代の日本人 姿勢の良い人って少ないですね。 まだ十代のお子さんですら 背中が丸い。 椅子に座ってもらうと お尻や肩より 背骨が後ろへ飛び出ます。 背中が曲がっていると 背中の中心を軽く前へ押すようにして よい姿勢に誘導していたのですが この方法だと、手を離してしばらく経てば また背中が丸くなってきます。 そもそも「よい姿勢」がどのあたりにあるのか ご本人がわかっていないと、自分でその姿勢が取れない。 ある日、ちょっと考え方を変えまして 腰の中に骨(骨盤)がありますね? そのまっすぐ上に 肩の骨・首の骨を乗せるようにしてみましょう。 その間に 背骨が入るように意識して。 という言い方をしたところ みなさん、すっと姿勢がよくなりました。 『自分の身体のパーツを積み上げるイメージ』が良かったようです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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