天衣無縫

今日はら～さんの参観日。
朝からは～ちゃんも「ようちえん行く」と張り切っていました。
幼稚園に向かうベビーカーもゴキゲンでずっと喋り続けながら、幼稚園に向かいました。
笑えたのは「たっきゅーびん」とクロネコヤマトの旗を見てつぶやいたのをママが返事をしないでいたら「よくしってるねーは？」と突っ込まれました。は～ちゃん、恐るべし。
幼稚園に着くと、(途中用事を済ませながらだったので一番だった）門にへばりつき、早くも入りたそうにしていました。

さて、ら～さんの参観が始まりました。
いや、始まる前から「お弁当が食べたい」とずっとママの膝の上で言っていました。
はじめは歌。普段、ら～さんがうちで歌いまくっている歌ばかりだったので、は～ちゃんが歌えるものばかり。一緒になって歌っていました。

次に工作。一家族二つのさかなを作ることになっていました。どの家庭も、だいたい、こどもが一つ、おかあさんが一つ、作っていました。我が家はと言うと、ら～さんと同じくらい先生の説明を聞いていたは～ちゃんが、二つめは当然自分のものだと思いこんでいたようで、ら～さんと同じ手つきで、お魚を作り始めました。ら～さんもそれを当然と思っているらしく、
完成したおさかなに名前を書くときに「どうしては～ちゃんの名前じゃなくて、ら～さんの名前を書くの？」と言っていました。そして、みんなが作ったさかなを釣って遊んだのですが、そこでもそれぞれ自分の作ったさかなであそんでいました。

そして、待ちに待ったお弁当。園児の皆さんと一緒になって、水道に並び手を洗っていました。ピクニックシートを引いて、さっさとうわばきと靴下を脱ぎ、お弁当が出てくると・・・
「おひさま、つち、かぜ、おみず、おいしいごちそうをありがとうございます　それではみなさんごいっしょに　いただきます」
と毎日三度の食事の度にやっている幼稚園での食事の挨拶。は～ちゃんもすっかり台詞を覚えているので、園児の皆さんと一緒にご挨拶をして食事していました。ほんと、一人前。

食べ終わると、自然に靴下も上履きも履いて、当然のようにお外に遊びに出かけようとしました。気分は幼稚園児なんでしょうね。ママは食後に他のママとゆっくりお話ししたかったけれど、園児がうじゃうじゃいる園庭に、我先にと飛び出していったのもは～ちゃんでした。
そして、すべり台やら高いところに登って、大きな子が走り回っているので、立ちすくんでいましたが、決して一人では降りてこようとはしませんでした。ら～さんたちが
「○○せんせー」
と呼ぶと、一緒になって
「○○せんせー」
と先生を呼びつけたり、クラスの一員にでもなったつもりのようでした。

やがてお集まりの時間になり、クラスのみんなが教室に戻ってもいつまでも遊具から降りてこようとせず、結局ママが抱っこして連れ帰りましたが、ぎゃーぎゃー泣いていました。
2時間の幼稚園体験が、相当楽しかったんでしょうね～。