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おはようございます。
本日は朝のうちの空き時間を利用しての更新となりました。 今回は最近飼料メーカーさんから聞いた情報をそのまま皆さんにもお伝えしておこうと思います。 いきなりの質問です。 「卵最近食べてますか?」 「料理に使う頻度はどうですか?」 どうでしょう? 鶏インフルエンザが出るまでと比較するとちょっと減ってませんか? ここ最近は首都圏を中心として鶏インフルエンザが問題になり全国的に卵の需要は減ってきています。さらに昨年の秋口までは卵の相場が高かったこともあり大手を中心にかなり大幅な増羽をしたため生産量的には上昇傾向です。 ということはどうなるかわかります? 卵がだぶついてます! 需要が減って生産が増えるわけですからあたりまえですね。 我が家がある北海道では某大手が100万羽レベルで増羽しました。もともと北海道は人口が560万人程度、鶏さんも600万羽程度ということで需要と供給が非常にバランスよくいっていました。ところが某大手さんが100万羽増羽したことによって人口はそのまま、鶏さんだけ700万羽ということになりました。 となるとですね、どういったことが起こっているかというと毎日毎日100万羽の鶏さんが生産する卵の分(おおよそ80万個程度かな?)が余剰となっている計算になります。 わかります? 一日に80万個ですよ! どのくらいの規模かっていうと島根県の人口分の卵に匹敵する余剰生産を今現在毎日行なっているということです。 いや~これは驚きですね。道理で卵の相場が上がらないわけですわ。 これってとってもとっても超危険ゾーンに突入です。 余った卵というのは主に消費が一番多い首都圏に向けられます。 卵がだぶついて首都圏に出荷。道内ではあまり気味ということですから店頭に新鮮が卵がならぶかどうかは(??)ですね。 それも一過性のものではなくて今後永遠続く構造的な問題ですからひと波乱ありそうです。 忘れた頃にやってくるスキャンダルもまたきそうですね。覚えてますか?平成十五年の12月の出来事を。 京都の山城養鶏で発覚した半年前の卵を店頭で販売したという事件。あれは夏場にだぶついた卵を冷蔵庫で保存しておいて年末の最需要期に販売したという内容でした。 あれからもう2年も経過しているので忘れていらっしゃる方もいると思いますが同じことが起こらないとも限りません。それに首都圏に限っていえば鶏インフルエンザの件で鶏を大量処分することが決定しているので卵不足が起こりそうですからそこに集中して他で余剰分の卵が流れる可能性は充分にあります。不足したエリアというのはなんたかんた品物を手配することが最優先になりがちなので品質は2の次になる傾向があります。 いずれにせよ、道内と首都圏はこれからちょっと気をつけないといけないかもしれませんね。卵の鮮度は低下することがあっても上昇することはちょっと考えずらいっす。 ということで我が家から皆さんへの卵注意報です。 おしまい。 追伸 全然関係ない話ですが今年のキュー○ーマ○ネーズさんの業績はよくなるはずですよ。卵がだぶついた年は原料となる卵が格安で入手出来るので。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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