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2006年04月07日
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カテゴリ:カテゴリ未分類

おはようございます。またまたおひさいぶりの更新となってしまいました。

それにしてもこち北海道はすこぶる異常気象です。いまだに毎日雪がふってます。今もまだチラチラとふってます。桜じゃなくて雪がチラチラ降り積もるってな感じですね。

まぁ、寒さはたいしたことがないので卵にとってはもっとも良い状態ですね。適度な寒さですから鶏小屋の中も天然冷蔵庫みたいなもんですし。

 さて、本日のお話は卵と季節のお話です。

 季節には春夏秋冬がありますね。この四つの季節の中でいつ頃が一番卵を産むのに適していると思いますか?

あっ、あまり難しく考えないで下さいね。

答えは春から夏にかけてです。夏場はちょっ厳しいですよ

冬も本来であれば厳しいです。

 もともと、鶏さん達の身体の中には光を感知する体内センサーがあります。このセンサーで光の強さをキャッチして季節を判断するという仕組みです。(ものすごく簡略していってます)

冬なもともと光の量が少ないでしょう?

 だから、鶏さんの身体の中で今の季節は子孫を残すには適していないと判断して卵はあまり産みません。

 逆に春が近づくにつれ光の量も多くなり、気温も上昇してきますね。そうすると鶏さんの体内センサーでも春をキャッチして子孫を残そう、子孫を残そうとして卵を産み始めるんです。冬場に産まない分体内に栄養を貯め込んで春になったら一気に全開っていう寸法ですよ。

それに、春から夏にかけては草も生い茂ってくるでしょう?

 青々とした草をたくさんつまむことでビタミンやミネラルといった微量栄養素も豊富に摂れるようになりますからよりいっそう子孫を残すには良い時期になります。

 こうして、春から夏は気温、光の量、栄養素といった卵を産むための好条件がすべてそろうのでよく卵を産むようになります。昔はこの時期の卵を草卵っていっていたらしいです。草を食べてたくさん卵を産むからだそうです。

逆に冬場はなかなか卵を産まないのでとってもとっても卵は貴重だったんですね。

しかし、鶏さんの身体の中の仕組みが解明されるにつれて光の量をある程度調整すると冬場でも普通に卵を産むことがわかってしまいました。

 そこからは状況は変わりました。一年を通してコンスタントに卵がとれるようになり急速に卵の価格は安定して物価の優等生と言われるまでになって今日に至っています。

 昔はひとつの卵を家族4人でわけて卵かけご飯にするといったくらい貴重なものでしたからね。今の豊富な卵の状況は父親の若い頃には想像できなかった世界でしょうね。

ということで卵の旬は今からだってこと、わかっていただけましたか?

おしまい。






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最終更新日  2006年04月07日 08時56分58秒
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