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2007年01月22日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
こんばんわ。おひさしぶりの更新ですね。びっくり

 最近は卵業界も慌しくてなかなか落ち着きませんね。鶏インフルエンザも発生してどうしましょうって感じですね。茨城と九州で鶏を飼っている人は大変ですね。風評被害はそう簡単に抜けるものではありませんから。我が家も発生しないようにより一層気をつけます。

ところで、本日のテーマの「種鶏」ですが「しゅけい」と読みます。これってジャガイモを植えるのに種となる種芋があるように卵にも種鶏というのがあります。

 これは何かといいますと食用の卵を安定して産んでくれる鶏になる卵を産む鶏のことです。

 種鶏=ヒヨコ専用鶏とでもいえばいいかな?

 わかりずらいのでざっくばらんにいいますと、鶏には大別してですね、種鶏と採卵鶏というのがあります。

 種鶏というのは子孫を残すための卵を産む鶏。いわゆるヒヨコを作るためのもの。(表現が適切かどうかはこのさいおいておいて下さい)一方採卵鶏というのは食用の卵を産む鶏のことです。


 種鶏というのは良い子孫を残せる卵を産める鶏であることが一番重要なんです。一方、採卵鶏というのは安定して卵をたくさん産んでくれることが一番重要なんです。子孫が残るとか残らないとかといった問題は二の次なんですよ。

 そして、一般に我々養鶏場が手に入る鶏というのはこの採卵鶏なのです。ようは卵を産むことが目的の鶏ですね。もちろん採卵鶏の卵でもオスとメスがいて受精卵であれば孵化もします。ただね、高確率で子孫が残るとか、たくさん卵を安定して産むかとかといった鶏さんの能力に関する部分については別の問題です。優れた遺伝子を持つもの同士を掛け合わせた方が能力の高い子孫が残る確率が高いのはこれ仕方ありませんよ。馬でも牛でもみんなそうです。

 我々がなぜヒヨコやさんからわざわざヒヨコを購入するかというと自分達で交配して有精卵を作って孵化させるよりもはるかに優秀なヒヨコちゃんが手に入るからです。そしてコストや病気等の色々なリスクも相対的に低くなります。

 このように鶏でも農作物でも繁殖と食用とで目的別に区別されているんですね。食べれば同じですが繁殖用というのは食用以上に色々と厳しい条件がありそれらをクリアーしないといけません。いわゆるスーパーエリート達です。このスーパーエリート達から生まれるものが食用として飼育されたり栽培されたりするわけです。

どうですか?

 たかが一個の卵ですが我々の目の前に出てくるまでに色々な英知がからんでいるんですよね。こういった背景を知ってしまうと食べ物を粗末にすることは出来なくなりますよ。結果としてついつい残さず出されたものは食べてしまうので食べすぎて太ってしまう(汗)

それでは、本日はこれにておしまい。






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最終更新日  2007年01月22日 17時56分30秒
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