テーマ:赤ちゃんが欲しい!(9165)
カテゴリ:不妊治療のこと
昨日は、とても辛いお話を日記で公開しましたが、
今日は、私が勤めている病院で、嬉しい出来事がありましたので また日記に綴ってみます。 最初に・・。 今日は、お友達とストレス発散飲み会があり、さっき帰ってきたので こんな遅い時間に日記を書いてる次第です^^; さて、私のあかちゃん病棟に3年位前に入院してきた 男の赤ちゃんがいました。 生まれつき、体に疾患を持っていましたが、何度も手術し とっても元気になったんです。 でも、一年半くらいは入院していました。 1歳半くらいになると、赤ちゃん病棟から 小児病棟にお引越しをしなければならず、 ある日、その子は無事に小児病棟にお引越し。 もうすぐ退院できそうなところまで、順調に回復してとっても元気でした。 いっつも愛想をふりまいて、とってもとっても可愛くて、 いつも顔を見ては、癒されていたんです。 間もなく、その男の子が植物状態になってしまうとは・・ 私は考えもしませんでした。 あまり、詳しいことは書けないのですが、 医療過誤(事故)によって、そのような状態になってしまったんです。 かわいそう・・・というか、最初は信じられなくて・・・・・。 でもそれは事実でした。 その子のお母さんのこともよく知っている私は すぐ、両親の気持ちを考えてとても辛かった思い出があります。 (また、少しだけ辛い話になりますが、嬉しい話が続きますので我慢して読んでいただけたら嬉しいです) そんなことがあってから、一年経ち・・・・ 今日から、私は、小児病棟に週に一日だけ、お手伝いにいくことになったんです。 そして、今日小児病棟で初めてのお仕事の日でした。 私はこの男の子と再会を果たしました。 でも、目も開いていないのでちょっと寂しかった。 以前は目を合わせると飛びっきりの笑顔を返してくれたのに・・・。グスン その後、仕事をしていると ナースステーションに見に覚えのある顔が・・・ すると「こんにちは」って明るく話しかけてきてくれて、なんとそのお母さんは その植物状態になってしまった男の子のお母さん。 お母さんが「今日からここなのですか?」って聞いてきたので 私は「はい、週に一日だけなんですけどね」って言うと、 「ほんとですかぁ????嬉しいです」って言葉がお母さんの口から。。 嬉しいですなんて、こんな事務の私に言ってくださるなんて びっくり。 明るくて、どんな状態でもわが子を愛するお母さん。 強いし、明るく前向きに生きている。 だって、この事故があった時、そのお母さんが言った言葉は 「いままで、看護婦さんや、先生にお世話になったのですから、こんな状態になってしまった息子をこれからも、宜しくお願いします。」 って・・・。取り乱すお父さんの横で冷静にこう言ったそうです。 すごいなぁ~って思いました。 普通言えないよ~。 もし、私だったら多分「なんてことしてくれるんですか!って 言っちゃいそうです。 うーーーん、なんか、伝えたいことがうまく表現できていない日記ですが、 今日の出来事は小さな出来事ですが、そのお母さんが一年もの間、私の事を覚えてくださっていて 声をかけてくれたことにちょっぴり嬉しく、感激した一日だったんです。 この男の子も、こんなお母さんの元へ生まれてきてよかったって 心から思ってるんだろうなーーって思いました。 毎日、毎日、朝から、午後まで必ず面会にくるそうです。 いろいろな面で、このお母さんを見習いたいです。 ちっちゃなことで、悩みすぎたり、くよくよしてられないなって 自分に喝を入れました。 こんなお母さんになりたい! 赤ちゃんや、小児病棟にはいろいろなドラマがあります。 今日も最後まで読んでくださって本当にアリガトウ御座いました。 END お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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