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テーマ:ダイエット(8)
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身体が痩せるための方程式はきわめてシンプルです。
A(消費カロリー)>B(摂取カロリー) この不等式が成り立っていけば、身体は痩せます。 だったら摂取カロリーを減らしていけば、 どんどん身体は痩せるはずですよね。 ところが、食事を減らしても、痩せない! 不思議ですね。 でもこれって、ぜんぜん不思議じゃないんです。 A(消費カロリー)っていうのがポイント。 この数値は、変動するんです。 消費カロリーは三つの要素があります。 1.基礎代謝 2.活動代謝 3.特異動的作用によるエネルギー消費 まず1の基礎代謝。 これは年齢、体格、そして身体の筋肉量によって変動します。 筋肉が1kg減ると基礎代謝は80キロカロリー減少すると言われます。 だいたい食事を減らすと、真っ先に減少するのが筋肉です。 健康状態を維持しながら1ヶ月で減らせる脂肪の量はせいぜい5kgが限度。 それ以上体重が減った場合は、筋肉が減ったと考えられます。 5kg筋肉が減れば基礎代謝は400キロカロリー減少することになります。 それだけ食べる量をさらに減らさないとならないこと、おわかりですね。 2の活動代謝は言うまでもなく運動エネルギーのことです。 実は運動は脂肪を燃焼させる力は意外なほど小さいんです。 たとえばフルマラソン走ったとしても、脂肪の減少は300g程度でしょう。 とてもじゃありませんが、1の基礎代謝の目減りをカバーすることは無理。 3の特異動的作用によるエネルギー消費というのは 食事をすることそのものによって消費されるエネルギーのこと。 つまり食事も立派な運動の一種なわけで、食事を減らすということは それだけ運動しなくなることにもつながります。 このように、食事を減らすダイエットは、 同時に基礎代謝を減少させ、 特異動的作用によるエネルギー消費も減少させます。 最初は1500キロカロリーの食事で体重が減ったとしても だんだんそれだけでは痩せなくなり 1000キロカロリーに減らしてもまだ痩せない そういう身体になってしまうのです。 ですから食事は単純に減らすのではなく、その質や食べ方を変えることが、 本当のダイエットにつながります。 その具体的な方法はまた今度・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2003年05月07日 20時36分01秒
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