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初回の講習で自社の戦略を業績拡大から業務充実へ変更したことは日記に書いた通り。これだけの大きな変化を感じてしまったからには、否応にも2回目に期待がかかります。
言葉にしてみるならば初回が「どれどれお手並み拝見」だったのが、2回目は「参りました。もっと知りたいよぉ」ってな感じでしょうか。 2回目で興味が湧いたのが社長の役割でした。 社長の役割は4つある。 1.目標・戦略作り 2.仕組み・教育 3.戦術リーダー 4.戦術担当 ところが社員の人数によって社長がやってはいけない仕事がある。社員数14人以上30人までは、4をやってはいけないという。僕も昨年から権限委譲を進めて、徐々に自分の戦術作業を減らしてきました。でもそれじゃ足りなかった。うちは20人前後の会社だから、社長は戦術作業をやっちゃいけなかったんです。 僕としては、仕事は自分でやった方が早いです。ニュースレターも、自分で書いた方が、はるかに早く、はるかに高いクオリティで書くことができます。でも自分がやっていたら、他にやれる人が育つことはありません。自分しかやれなければ、ちょっと忙しくなったらニュースレターは後回しになってしまう。その業績へのインパクトは大きなものです。 つまり社長は戦術作業をやらなくてもいいのではなくて、やってはならなかったのです。そこで2回目の講習を受けた翌日、自分がつくろうと思っていたパンフレットをスタッフにやらせることにしました。自分が電話をかけて交渉しようと思っていた業者には、スタッフに電話をかけて調整させました。 すると、あれれ? スタッフは仕事をもらって嫌そうな顔をするかと思ったら、楽しそうに仕事をして、嬉しそうに僕に報告をしてくるのです。 僕は今まで、自分が得意な仕事、やりたい作業をすることによって、スタッフの仕事へのやりがい、スタッフの成長のチャンスを奪っていました。そこでこれまで断片的に仕事の指示をしていたのを改め、それぞれの部署とのミーティング時間を決めました。 なんとなく社内が生き生きとしてきたような気がします。一番喜んでいるのは僕ではなく、きっとうちのスタッフだと思います。社長の仕事って、顧客だけでなく、スタッフにも喜びを運んでくることなんですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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