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玉子ままの節約日記

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Feb 25, 2006
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カテゴリ:絵本
木登りしている気分になれる本です。
読んでいるうちに大人も子供も「わぁ~っ。」っていう声をあげてしまいます。


おおきなきがほしい


おおきなきがほしい



大きくて太い木に梯子をかけて登っていくと、主人公かおるの秘密の小屋があります。
そこから見える遠くの山や街の風景。四季の移り変わり。

想像力を育てる本として、紹介されていましたが、自分も一緒にてっぺんの見晴らし台まで登っていく子供になったみたいです。

木登りなんて、我が家の3人もしたことがありません。
第一、登れる木が庭にも、公園にもありません。あっても、公園の木は登れば誰かにしかられそう。

私の田舎には広い庭に手ごろな木が何本もあります。
大人の腕でも抱えきれないほど太い、八重桜の木もありました。

濃いピンク色の八重桜の花びらが、ひらひらと散ると、庭はピンクのじゅうたんを敷いた様に見えました。雨あがりには濡れて光っているのを見るのが好きでした。

懐かしいな~。木登りなんて。

父は木登りが得意でした。秋になると裏山の銀杏の木に登り、木をゆすって銀杏を落とすのです。
銀杏の木は柔らかく折れやすいので、子供は登ったらしかられます。
母と子供達は落ちてくる銀杏の実を避けて、見ているだけでした。

この時だけは、危ない事をする父を「すごいなぁ。」と尊敬しました。
空色に銀杏の黄色が眩しかったので、今でも思い出すとワクワクします。

空色と黄色は私にとって、幸せを感じさせてくれる色です。





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Last updated  Feb 25, 2006 02:53:02 PM
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