カテゴリ:絵本
寝る前の読み聞かせに、最近この本ばっかり読んでいます。
福音館書店のたくさんのふしぎ傑作集から出ている、 「ほら、きのこが・・・」はきのこの写真絵本です。 まつぼっくりや落ち葉に生えるだけでなく 街の中、フン、虫の死骸など、ふしぎなところから出てくるきのこが 不思議でうつくしい世界を伝えてくれます。 いったん、死んだように見えるきのこたちも、見えない菌糸によって いのちが受け継がれていく姿に、感動を感じます。 まるで小人になってきのこを見上げている気分で、ページをめくっていけますよ。 何度も読んでいるので、4歳になったばかりのチビ玉も 文章を、すっかり覚えてしまったようです。 チャダイゴケというコケのぺーじがお気に入り。 「かんぱい、かんぱい、雨ふりにかんぱい。 チャダイゴケのグラスの中には 胞子のつまった粒がある。 そうら、グラスに雨つぶ命中! 粒がはじかれとびだした。 1ミリにも満たない大きさで みごと 数メートルの大ジャンプ。 こうしてとびだしはしたけれど・・・」 子供たち3人が、声を揃えて暗唱しています。 1ミリってどのくらいの大きさ?すごいね。すごいね。と、大騒ぎです。 越智典子さんの文が、伊沢正名さんの写真をより一層引き立たせます。 秋にぴったりのおすすめ絵本です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Nov 7, 2006 10:06:36 AM
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