玉繭花魁道中

今日の短歌

庭に穴をあけ球根をうめる母がピアスは理解できないという
マゾ岡子規


うちのおかんときたらガーデニングが趣味で、暇さえあれば庭でもうちの中でも花だらけにしてしまいますの。小さい温室をこしらえたり、風車を作って花壇に立てたり、家の内外の緑化にそれはそれは御執心の御様子。


そんなおかんですが、玉繭の穴だらけの耳を見るとすぐ「親に貰った躰を傷付けるとは、躰返せ！」と云うんですのよ。どうして解らないのかしら。


おかんは庭に穴を堀り、種を蒔き球根を植え、花が咲くのを待ち、色の均衡を考え、新たな種を買い、庭を構築する。

私は耳に穴を開け、ピアスホールが完成するのを待ち、位置の均衡を考え、あるべき種類のピアスを買い足し、耳を構築する。


庭と耳、土と肉とゆう違いはあれど、その本質に違いがありましょうか。


秋になったらおかんの庭にはまた新たな花が咲き、わたくしの耳（へそにもね。）にはまた新たなピアスが入っていることでしょう。

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最近のメイクのマイブームは、リカちゃん人形メイク。
といっても今のリカちゃんではなく、三代目の由美かおる顔のリカちゃんね。このリカちゃんは、オレンジがかった茶色の髪、ちょい上向きな鼻、オレンジの唇でもろ'60な可愛さ（キャッ）！！小さい頃、リカちゃんの写真の絵本を持っていて、「みずぎはビキニかセパレート。」とか文が乙女すぎてマジときめきましたわ。
アイメイクはゴールドブラウンにしてまつ毛バッチリ、チークもオレンジ、オレンジの口紅の上からキャラメル色のグロスをつけて、ミルクティ色（肌色）のネイルでセルロイドの質感を出してリカちゃんに近づこうと日々たくらんでおります。でもお目々の中の星は真似できねー。