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カテゴリ:病気
そうそう、さっきの藤田氏の本を読んでて思ったことをふたつ、書き忘れていました。
ひとつめは、自分自身がガンになったときと、自分の身内がガンになったときで、私の価値基準はブレるんじゃないかな、ということ。 私は、自分の病状が隠されるなんてガマンできない性質なので、すべて全部最初に言ってもらいたいと思うんですが、自分の、例えば親や相方が同じ病気になった場合どうするんかなあ。と。 もちろん、身内の人間性をある程度把握はしてて、「この人は告知しない方がいい・した方がいい」っていうのはあるんだけど、告知した方がいいってわかっていても、いざその場になってみたら、どうするんだろうか、複雑になる。 やっぱ、個々の状態に、個々に対応するしかないんだろうけれども。 藤田氏は、そのことを直接は言及していなかったかもしれないけれど、彼が両親にどのように告知するか悩むところを読んでて、ふと思ったのでした。 もうひとつは、藤田氏が、告知直後も普通に仕事をこなしていたことについて、 「なんで仕事がこなせてしまうんだろう」って書いていたけど、 私は、「いや、それは、仕事をすることで今までどおりの自分なんだって思えるからやれるだけなんじゃないかな」って思ったこと。 ここも、ちゃんと読み取れてないので彼も同じような意見だったかもしれませんが・・・。 (やっぱり立ち読みじゃダメ?) 考えたら、手術して退院して、翌日に出社しているなんていう私のあのときの行動は、まさにそれだったんだと思う。 病気がなんだ、ガンがなんだ、普通に仕事できるもん、って。 でも、今から思うと、なんだか、周囲(家族・会社)にとっても迷惑かけてたのかもね。素直に休んでてもよかったんじゃないかなーと。 ほんと、色々考えたり気がついたり、できるようになってきたなー私。 必死に前進する方ばかりみてて、見落としていたことがいっぱいあるんだきっと。 「仕事のための人生じゃない、人生のための仕事だ」という某氏の言葉を胸に刻み、これからもやっていこう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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