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テーマ:乳ガ~~ン(1222)
カテゴリ:病気
昨日から、NEWS23にて、三夜連続スペシャル企画「がんを生きぬく」を放送していたらしい。
昨晩は例の藤田社長が出ていたらしく、今日は若年性乳がんを取り上げていた。 今日、ななこさんのブログで知ったので、昨晩の分は見られなかった。藤田社長見たかったよ・・・残念。 さて、乳がんのお話。 「若年性」とは、だいたい35歳以下を指しているらしい。 私もぎりぎり!?若年性だったっけ。 番組の中では、若年性特有の問題(独身の方を中心に取り上げていた)を色々あげていた。 私の場合は、予後と子供たちのこと、仕事に関わる部分が気になるが、独身の方の場合は、やはり結婚・出産の問題がどうしても出てきてしまう。 乳がんの治療は、手術の後(前のこともあります)に抗がん剤治療・放射線治療、そして、長い時には5年もかかるホルモン療法が待っているので、妊娠・出産の問題についてはかなり考えなくてはならない状態になる。術後治療の期間がここまで長いということ、あまり知られてないよね。 では、と自分の話に戻りますが、既に結婚・出産を済ませてしまっている私の場合は、どうか。 確かに、もう出産しなくてもいいかもしれない、だけど、このまま閉経を迎えてしまうかもしれないと主治医に言われた時は、どこから湧き上がったのか「そんなんイヤ」という強い気持ちがありました。女としてのアイディンティティのひとつ(右胸)を失い、そらにまた別の部分を失うことへの抵抗感があったからだと思います。毎月のものが「一時的に」止まっているならナットクするし、自然に時が来て止まってしまうのは別にいいんですが・・・。 まあ、「命より大事なものはないじゃないか」と言われればそうなのでしょうけど、命と、女としての喪失感の間には、常にジレンマがつきまといます。 後は、1人の方がさらっと「うつになりますよね」ということをコメントされてたのも、「確かに」って感じで聞いてました。ホルモン療法でむっちゃ更年期障害に陥っている私も、情緒不安定だもんな・・・。抗がん剤の激烈さに比べると天国!?みたいに思うホルモン療法だけど、それなりに辛い部分もある。その辛さを、必要以上に自分の中で大きくせず、泰然と構えたいんですが、なかなか・・・。(苦笑 最後に、番組では、「ひとりで抱え込まないで」と訴えていました。 同じ乳がんでも、こまかな事情まで似ている人は少ない。まさに千差万別なんですが、共通のところを見つけて、そこをとっかかりにして心を開いて話し合う。 ブログでそういう交流ができている(と信じている)私は幸せです。 それから、乳がんの自己チェックは20代から始めてくださいね、と言ってましたが、これも確かにって感じ。健康診断時に、自己チェック方法の指導があるといいのにね。 うちの病院だけに限ったサンプルで申し訳ないですが、乳腺外科の外来で待っている人たちを見ると、若い人も少なからずいらっしゃる。自己チェックをしてみようという気になられる方が少しでも増え、早期発見でおおごとにならない人が一人でも多くなりますように・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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