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カテゴリ:つぶやき
今日、久々にDr.コトー診療所を見た。
彩佳って、術前化学療法だったんだね、知らなかったよ・・・。 これから手術をするにあたっての術式で、リンパ節郭清(かくせい)をするかどうかが問題になっていて、彩佳が後遺症を心配するくだりがあって、私も手術前は、できるだけリンパ節の郭清は控えめにして欲しい、とお願いしたことを思い出した。 うちの病院では、センチネルリンパ生検を行っていなかったため、結局私の場合は、レベル2までのリンパ節郭清を行った。(レベル1~3まであり、レベル3が一番多くのリンパ節を取ります) その結果、やはり腕はだるいし、リンパ浮腫に常に気をつけなければならなくなってしまった。 それでいて、リンパ節には転移が見つからなかったし、微妙に複雑な気分である。 「命と後遺症とどちらが大事か」という問いかけがあったけれど、それは患者一人一人違ってきて当たり前だと思う。自分が病人を経験したからなおさらそう思う。患者本人と周囲の人間との気持ちでもギャップがある。周囲は「少しでも命が長らえるほうに」と思っていても、本人は「そんな後遺症があるなら、その治療は受けたくない」と思うことがある。 いつも、患者の気持ちを優先するばかりでもいけない場面があるかもしれないけど、基本的にはやはり、本人の気持ちを優先して欲しいものだと思う。思いやりのつもりが押し付けになっていないか、数字にとらわれてばかりで精神的な死に追いやっていないか、そういう自問自答は、自分が患者の立場であれ、患者の周囲にいる立場であれ、常に心しておきたいものだなあ、と思う。 まあ、小難しいことはこのぐらいにして・・・。 コトーがとうとう彩佳の手術をすることになったね。鳴海のように、人間的に信頼できない医者に執刀されるのって、それだけでブルーだし、彩佳はほんとよかったよね。 もう、あらゆるところで涙が出まくりの1時間でした。 来週はいよいよ最終回。どうなるか心配ですが、見逃せない! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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