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テーマ:ニュース(100257)
カテゴリ:病気
元アナウンサーの女性が自殺したという報道で出てきた、「線維筋痛症」という病名。
よくわからなかったのでそのまま聞き逃がしていたが、相方が、 「オレの姉貴の症状とほとんど一緒だ」と言う。 相方のお姉さんは、慢性疲労症候群、という診断を受けているが、午後になると体がこわばり、激痛で本当に辛い状態だと言う。 お姉さんがそうなってしまったのは、出産がきっかけだったらしい。しかも、生まれてきた子は、酷いアトピーで、食事制限が非常に厳しく、毎日の食事に手を抜くこともできず、疲れでお姉さんの症状も悪化してしまったらしい。ダブルパンチだ。 線維筋痛症を早速ネットで調べてみたら、慢性疲労症候群と混同しやすく、また併発していることもあって診断が難しい、と書いてあった。 この激痛に耐えるのも辛いのに、検査の数字では測ることができないそうで、それがまたこの病気の人の悩みを深くしているらしい。 痛くて体もこわばるから、じっとしてるんだけど、周りからはその辛さがわからないので、 「怠けている」とか思われがちなんだそうだ。 現に、お姉さんの旦那さんは、専業主婦としての働きがあまりできなくなっているお姉さんに冷たいらしい。お姉さんには同情するしかない・・・。 しかも、相方の両親は、自分たちの巻いた種で、誰もいない田舎ばかりにかまけていて、娘と孫のフォローをしないし、旦那さんの実家も、そんなに助けにはならない。 もう、あんまりにあんまりなので、お姉さんは、相方・両親との家族会議で訴えて、実家に半年ほど戻って静養すると宣言したようだ。それで、快方に向かえばいいんだけど。 ご両親がお姉さんと姪っ子をフォローさえしてくだされば、きっといい方向に向かう、と信じたい。 お姉さんの症状は、軽い時から考えても4年ぐらい続いている。 線維筋痛症について書かれたHPを見ると、正しい治療を受ければ(治療は、検査で値がでないため、色々と試行錯誤するようだが)1~2年で治ります、と書いている。 今は、線維筋痛症や慢性疲労症候群をきちんと診察できる医者も少ないそうだ。でも、この症状に苦しんでいる人は多いともいうし、早急に診察・治療体制が整うことを願う。 自殺したアナウンサーさんには、生まれたばかりのお子さんがいる。 その子を残してでも自殺してしまいたくなるほどの苦しさを思うと、底なしの怖さを感じる。 発生原因もわからないのだから、誰にでも、発症する可能性があるんだ。 いろんな病気があって、様々な苦しみがあって、それでも生きていくことの大変さを、思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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