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カテゴリ:ぐるめ
この日は、相方のご両親の接待にと、うちの父が七条の「わらじや」に連れていってくれた。
(デジカメ持っていかず大失敗) 店先には大きなわらじがかかっている。 なんでも豊臣秀吉が店先でわらじを直したとかなんとからしい。 ここのメニューは、ウナギを使った「う雑炊」1本。 看板メニューっていうか、これしかない、ってやつですね。 だいたい、ぞうすいに6000円以上出すなんてアリエネーって思っちゃう私なので、 店の存在は知っていても敷居は高く、入ったことはありませんでした。 店の中は、それなりに雰囲気のある作り。 そんな中で、最初に出てくるのは、お抹茶と一口サイズの干菓子。 上品やなーと思っていると、前菜(つきだし?)3種の盛り合わせが出てきます。 なんかの白子と、漬け物と、名前ど忘れしたけど、ちりめんじゃこの親玉みたいなの。(笑 次に出てくるのは、うなべ。 うなぎのぶつ切り・九条ネギ・はるさめ・うすあげだけのシンプルな鍋。 うなぎのぶつ切りは、ちゃんと骨が取り去ってあり、食べやすい。うなぎといえば、たれのついたもの以外食べたことがなかったので、白焼きの状態であっさりした味わいは意外で、上品でしたね。 九条ネギはネギ独特の辛味が全然ない。ぴーが嫌がって食べないでいると、店のねーちゃんが 「このネギは、ウナギよりも高いかもしれないよー、1つ食べてみ」とよそってくれた。 ぴーはそれを食べて一言、「アスパラガスみたい」。 上手いこと言うなあ、そんな感じ。しかし、ウナギより高いって、ほんまかいな!? そして次に、メインのう雑炊。 ウナギ(こちらはぶつ切りではない)・もち・しいたけ等などを卵で閉じた雑炊なんだけど、1人分で2杯以上のボリュームがあり、食べているうちにもどんどん米粒が水分をすいこむため、食べ終わる頃にはおなかが異常にふくれてしまう。餅が入っているのも、お店の作戦かもな、とふと思ってしまう。 そして最後は、フルーツの盛り合わせで終了。 こうやって食べてみると、ボリュームもあるので満足はするけれど、やっぱりお値段は・・・。 店を出てご両親のカメラで記念撮影していると、若いカップルが興味深そうに店を覗き、私に店のことを聞きに来た。 うなぎの雑炊であることを説明し、金額を説明すると、カップルのにーちゃんはのけぞっていた。年配のご夫婦らしき人も、入っていって数秒後に出てきてたし、やっぱり値段と「雑炊」がどうしても結びつかない、ある意味損なイメージの食べ物かもなあと思った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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