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テーマ:今日のこと★☆(106273)
カテゴリ:た日記
あれは日本が誇るMr.残念の34回目の生誕の日。。。
朝から残念をやらかし、 手の指の間がぷくんと腫れてしまったので 私は保健室に氷をもらいに行きました。 廊下の角にさしかかったとたん、 バンっ バンっ と、何かぶつかる音がします。 すずめが2羽、保健室の前の廊下で飛んでいました。 ある先生がすでにひとりで闘ってらして、 私とつきそってくれていた友Yも、急いで窓を開けました。 1羽はまだ飛んでいて、何度かガラスにぶつかりながらも 無事、飛んでいってくれました。 問題はもう1羽。 私たちが来る前に、ひどくガラスにぶつかったらしく、 廊下の真ん中でぐったりしていました。 それでもぜいぜいと息はしていたので、 先生も『そっとしておこう。』と、職員室へ戻っていかれました。 私たちも気になりはしましたが、 脚がおかしな方向に向いていて、下手に救ってあげても余計おかしくなりそうで そのまま保健室で氷をもらいました。 保健室から出ると、 案の定、すずめは元気に飛んでいて。 『よかったね』と。 『はやく外に出るんだよ』と。 次の授業が始まりそうだったので、そうすずめに言って教室に戻りました。 しかし次の放課(←休み時間)。 溶けた氷を返しに、もう1度保健室に行くと、 保健室の先生が、ガーゼを持ってみえました。 その中には、さっき元気に飛んでいたはずのすずめ。 廊下にペタンといたときと同じように、ぜいぜいと息を切らしていました。 話を聞くと、1年生の男の子が廊下に横たわっているすずめを見て、 必死になってガーゼでくるんであげたそうです。 とは言っても、保健室の先生は獣医でないので、 ただただ、あっためてあげることしかできない。 ここでまた次の授業が始まりそうだったので、追加の氷をもらい 保健室の先生が『日向で見てるから』とおっしゃるのを聞いて教室へ。 ・ ・ ・ 授業が終わって、私ひとりで保健室に氷を返しに行くと。 保健室の先生がすずめの話をしてくださいました。 あれからしばらく経って。 そっとしておいたすずめが起きてきて、 保健室と外のドアのちょうど真ん中でじっと先生を見つめていたそうです。 それも15分も。 先生が動いても、すずめは微動だにしない。 15分経ち、そのすずめは元気に飛んでいったそうです。 そのことをメールで友Yに報告すると、 『すずめなりに、感謝してくれたんだよね。』 ちょっとほっこりする体験でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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