++ たまさぶ日記　++

5年くらい前？
生きてるのがしんどくて、どうしていいのかわかんなくなった時期がある。

段々会社に行けなくなって、でも生きるためにはお金が必要で。
このまま会社に行けなくなり、お金が稼げなくなったらどうやって生きていけばいいのか？
働けず社会に何の貢献もできていない私が生きてていいのか？生きてる価値があるのか？生きててごめんなさい、と思ってた。

そんな時、たまたま行った伊勢神宮。
歩きながら、生きる意味とか価値とか、そんなことばかり考えてたんだけど｡｡｡
伊勢神宮にある樹齢数百年の立派な御神木を見ていたら、
「この木は、ただここに長く存在してるだけで価値があり、御神木と呼ばれ人々から崇拝されてる。
なのに人間は、生きてる意味や目的、価値がないと生きてちゃいけないと思い込み、中には自ら命を終えてしまう人もいる。
この御神木と同じで、人間だってきっと『今ここに生きてる』ただそれだけで素晴らしいはずなのに｡｡｡｣
そんなふうに思えてきて、涙が溢れた。

1人でいたので、ハタから見たら1人号泣してる変な人だったことだろう💧

そして私は、「生きられるだけ生きてみよう。与えられた命を生きよう。働けなくなってお金なくなって生きていかれなくなったら、その時は死ねばいいや。｣と極端な思考かもしれないけどそんなふうに思うようになり、それまで生きる意味や目的がなければ生きてる価値がないと思ってたけど、そんなものなくても生まれてきたんだからとにかく生きてればいいんだという価値観に変わった。

そこからは、すごく楽に生きられるようになったと思う。
人間関係の断捨離もできるようになり、今本当に大切な人しか傍にいない。
無理して合わせることないし、そこに無駄に精神力費やす必要ないんだ。
自分の人生にとって不要なものを削ぎ落とす作業ができた時期だった気がする。

今ここに生きてる。
それだけでいいんだ。