カテゴリ:++ 徒然日記
あれから10年も経つんですね。
あの日は東京で仕事してて、経験したことのない大地震に いつもは楽観的なたまさぶでさえ、この時ばかりは 「死ぬかもしれない」と思った。 別の部署は、何が起こるかわからないからということで その日の営業をやめて帰宅の指示が出たらしいけど、 ウチは何の指示もなく余震続く社内で普通に定時まで仕事。 電話通じないから、オフィス間の連絡事項はスタッフが 余震が続く街中を歩いて直接伝えに来たりしてた。 どうにか家族や親しい友達とは連絡が取れて みんな無事なの確認できてホッとした。 電車が止まってるのは知ってたけど、会社に残りたくなくて 帰宅希望の子たちと3人で新宿まで歩いたっけ。 ずら~っと続く人の列に続いて数時間歩き、ちょうど 新宿に着いた頃臨時のバスが出るという情報を聞きつけ 運良くそこからバスで帰ることができた。 いつもは1時間もかからない道のりを、大渋滞の中 2時間半かかってようやく最寄りのバス停で下車。 深夜中鳴り響く緊急地震速報のアラームが怖くて 眠れなかったな。。。 当時会社は非常用備蓄してなくて、居残り組は 仕事終わってからコンビニに買い出しに行った らしいけど、棚スッカラカンだったって。 翌日仕事だったけど、電車ちっとも動かず。 やっとのことで会社に着いて、居残り組から 「ずっとここにいればラクだったのに」って言われたけど、 気持ちが休まらないしとにかく家に帰りたかったんよね。 PC立ち上げたら、前日の19時半頃に部長から全社員に 一斉メール入ってて、「ただちに本日の営業を中止」 「危険なので帰宅しないように」って書かれてた。 その時間からだと、もう営業時間は残り30分・・・ 事務所は定時19時で、数名退社しちゃった後・・・ 帰っちゃってから「帰宅するな」と言われても手遅れ。 そのメール送ってくるまで5時間近く何してたん?て 言いたくなったけどね。 10年後、もうその会社にはいないたまさぶ。 オトンも亡くなり、この世にいない。 昨年はコロナで世界情勢が大きく変わってしまった。 10年あれば誰も想像もしていなかった出来事が起こるし、 この先だって何が起こるかわからない。 だけど、人間はそのたびに人生を再構築して、 再生の道をたどる。 なるようになるし、なるようにしかならない。 だから、前を向いて今を生きる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.03.11 00:00:15
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