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今期ドラマ「その女、ジルバ」。
主人公は福島出身なんだけど、 東京で働いていて、震災の日も 東京にいた。 福島の家族は無事だったけど、 弟は仕事も家もを失い、 実家に戻ってきていた。で 主人公が実家に戻ったとき、 何か家族の力になりたいと思い 弟に語り掛けた 「姉ちゃんにだって、何か少しは 役に立てること・・・」 という言葉をさえぎって、 「姉ちゃんに、俺たちの本当の つらさなんてわかんねーべ!」 と突き放した弟。 まぁ、これはドラマの話だけど 現実にもこういうことあると思うし、 事実、経験した人にしかわからない。 家族であれ、そこにいなかった人は 第三者でしかない。 物流が途絶えて水が買えなくなった時、 西日本に住んでる友達にその話をしたけど やっぱ他人事だから実感なかったらしくて。 数年前、友達が住んでる地域で大きな 地震があったものの対策してなかったみたいで。 地震で物流が途絶えたらどうなるか、 ニュースで見たり、話に聞いてはいたけど、 実感が湧かず備蓄してなかったらしい。 結局、そういうものだよね。 実際体験してなくて、他人から聞いた話は 所詮は他人事。 でも、みんなそうだと思う。 経験してないことはどうしても 他人事にしかならない。 そんな中で、被災地や被災者に、 自分に何かできないかって思うのを、 他人事、偽善って思われても仕方ないかな って思う。 でも、その場にいなかった者には そうすることしかできないから・・・ 自分が思うように行動するしかないと思う。 自分も東京でそれなりには大変だったから、 10年前のあの日を忘れることはないし、 だからこそ何かできないかっていう思いもある。 そういうふうにしかできないから、 それでいいんじゃないかな、と思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.03.11 15:19:18
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