カテゴリ:読書編
■今日の見出し
・通読:おとなのワイン塾 (今日の一言) 皮がカリカリの鯛焼きを食べたくなり、通勤経路付近をさまよってみました。 ……大判焼き屋しかみつからないのはなぜでしょう? 1軒だけ鯛焼き取扱店を見つけましたが、店員さんが店頭で煙草を吸っていたので断念。 ■最近の通読 「おとなのワイン塾」 著:太田悦信/刊:時事通信社/満足度:★★★★☆/2006年11月(詳細情報 in 楽天ブックス利用) ○どんな本? レストラン運営のなか、お客さんに促されワイン輸入商社を運営する著者による、ワインを楽しむための知恵袋本。 レストランでのワインの頼み方(ソムリエへの上手な任せ方など)にはじまり、いわゆる基礎知識に、ワイン畑、醸造所の話、上手に飲む秘訣まで扱われています。 ○気になるフレーズ (4頁)「第一章 ワインに不慣れな人のために――レストランでワインを」 〈要するに、「まかせることが上手」な人が「通(つう)」であり、美味しいものにありつくコツなのである〉 序盤からいきなり本音で書かれています。 本書の後ろのほうでも書かれますが、「肉なら赤、魚なら白」のような安直な無難策は本書ではちょっともったいない楽しみ方だと考えているようです。 生半可な知識よりも、その日の予算・料理、その店のワイン在庫(保管状況などを踏まえつつ)のなかからのベストチョイスをソムリエに任せたほうが財布に優しく胃に優しい、芳醇な味わいを楽しむチャンスが増すそうなのです。 ○ここが素敵 まずレストランでの楽しみ方からスタートしているのが、ユーザーフレンドリーな本だと感じさせました。 基礎知識本だと、最初はほんとに知識・データ集で、データマニアになるためだけにしか思えない、単なる知識の羅列からスタートしがちです。 それを本書では、レストランでのワインの楽しみ方からスタートして、ワインに対する苦手意識の払拭からはじめていて、実に好感が持てるのです。 ○そして、こう思う かなり読みやすい入門書でした。 ……まぁ、ワインの銘柄一覧が出てくるようなレストランに入ったことがない自分を考えると、レストランに入るところからプレッシャーを感じるのですけれど。 ワインと比較する形で、ほかの酒の飲み方・保管心構えも書かれていて、ほかの酒もいろいろ試してみたくなってくる、酒飲みには恐ろしい本です。 ワインの保管方法などは実用的に書かれていて、自室に寝かしてある今年の新ワインの劣化が不安になってくるくらいです(笑)。 ○読んだ理由 ボジョレー・ヌーヴォーが近いので。 (自己管理用スペース) ・今日の体重:79.0kg お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007/11/13 12:04:25 AM
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