たまねぎ須永　一つ上へ

■今日の見出し
・通読（軽め）：「みみっく！」

（今日の一言）
　久々に顔を出したかった飲み会を断ってまで作った時間なのに、わざわざ自宅まで２時間近い旅程を走ってきてくれる友人に遠慮して遊びに出てしまいそうな私。

■最近の通読
「みみっく！」
著：三浦勇雄／刊：チーム八幡坂／満足：★★★★★／２００８年１２月（発行元サイト）

○どんな本？
　メディアファクトリーのライトノベル部門の新人賞作家１７人が集まって書かれた短編集。

○そして、こう思う
　１７人もいるのだから５００頁超の文庫サイズとはいえ、一編あたりの文字数は大したことがないだろう、と読み出したはいいものの、各作品ともに思ったより文字数の少なさを感じさせない内容の濃さです。
　うーん、プロ作家さんには叶わないものの、私も短編・掌編を久々に書いてみたくなってきました。
　自分だけだとおもしろくないものになりそうなので、友人連を誘いつつ……冬コミが文学フリマを目指すとか。

＞　１．森田季節『ウタカイ』（illust：ねこいた）
　現代の和歌詠みをテーマにここまでやれるとは。
　平安もの超常和歌ものを構想し続けている自分としては、料理法など目から鱗……、というよりもただ単に私の勉強不足なんだけれど。

　ただ単純に見ても、面白かったのです。

＞　２．赤松中学『無手勝』（illust：佐藤潤一）
　一つ手前と比べて、戦国末期を舞台にした時代伝奇もの。
　こういう雰囲気のコミックを昔よく見かけたような。

＞　３．日日日『こんびにぞんび』（illust：人外モドキ）
　これもおもろい。

＞　７．内山靖二郎『メイドさんはお手伝いにあらず』（illust:MASATO）
　妹萌え＋メイド萌え、に普段はオタク属性を隠した品行公正なお兄さんという

＞　８．三浦勇雄『ファイブ』（illust:屡那）
　なかなか泣かせてくれる、二段オチ純愛もの。

＞１１．早矢塚かつや『ぐるめぐーる、死なないか？』（illust:夕仁）
　……こういう食人系は苦手だなぁ。

＞１２．大凹友数『ヴァーチャル・ステディ 柏木ナコ』（illust:bomi）
＞１３．穂史賀雅也『荒野の王国』（illust:ありくい）
　この２本はいいラブコメです。

＞１５．松野秋鳴『スクール水着のおっさん』（illust:QP:flapper）
　かなりやりすぎ。

○読んだ理由
　内容、分量の割りにお得感ある値段だったので。

（自己管理用スペース）
・今日の体重：７９．９ｋｇ／体脂肪率：２６．４％