イントラレーシック体験日記　その３

2008年11月22日

(10)

テーマ：徒然日記(23313)

カテゴリ：イントラレーシック！

さて、いよいよの手術編です

佳境に入って、凄まじい盛り上がりを見せておりますね

…私の頭の中が

手術当日

「日帰りで問題なく大丈夫」とは言われていましたが、何となく不安な私

実は父の休みにも合わせて手術日を設定しましたので、送迎をお願いしちゃいました

これが今思えば賢明な選択

ブツクサ言いながらも、頼られてどこか嬉しそうな父(笑)の運転するセレナちゃんに乗って

楽しみなような、不安なような道のりを都会に向かって走ります

病院の場所は大阪のど真ん中、梅田の近く「堂島」

綺麗なビルの中程にある病院なんですよ。

手術室は完全無菌のクリーンルームで特殊設計なんですって

手術直前の検査を終えて、いよいよチャレンジです

この頃には不安より好奇心の方が勝ってきて、無性に楽しくなってきました。

ええ、私、結構な肝っ玉人間なんです

家族や友人は見学も出来ます。

父に勧めてみたのですが、待合室に根っこ生やして動きませんでした

男性は案外尻込みするらしく、見学は女性の方が多いそうですよ

女は強し、ですね

さて、手術用の服みたいなものに着替え、麻酔の目薬を点眼されます。

当然裸眼ですので周囲はよく見えません。

目薬のせいで余計に何も見えません。

麻酔が効いてきて、看護師さんらしき女性に手を引かれ向かった先は、ん～……

そうですね、ちょうど歯医者さんみたいな感じかな

ターミネーターが座っていそうな機械いっぱいの寝椅子があって、そこに座りました。

手順の説明を担当医から受け、承諾し、手術開始です

よく見えないんだけど、何かが顔の上に降りてきたのを感じました。

その機械が目の辺りをガッと強い力で押さえ、まぶたが閉じないように固定します。

　「この光を見ていてください。眼球は動かさないでね。」

ってな感じで指示があり、緑色のランプを見つめることしばらく……。

ジュワ～～～っと音が聞こえて、目が温かくなりました。

そして何かが燃えてる？焦げてる？匂いがします

痛くも痒くもなかったですよ、温かいだけで。

でもあの匂いから想像するに、怖いことになってたんでしょうね。 …私のお目々

説明では片眼５分。 …でも、もっと早かったかも。

気がつけば右目は終わって、固定の機械が外れた時、何だか見えたんです。

目の前の世界が、今までよりも鮮明に！

「うそ～！？」って思ったけど、まだ左目があるのでお利口さんにしてました

心の中を

マークでいっぱいにしているうちに、左目も終了。

「どうですか？」ってお医者さんに尋ねられ、「もう結構見えてます

」って答えました。

嬉しかった～

　この時は。

でも、ここから少しだけ地獄です。

術後は別の暗室に案内され、ソファにゆったり座りながら休憩します。

２０分ぐらいだったかな？目は閉じたままにします。

それが終わったらゆっくり目を開き、点眼。

そして簡単なアンケートを書きました。

眼鏡なくてもハッキリ見える！（多分この時点でも0.3以上の視力はあったと思います）

一通り終わって、保護ゴーグルみたいなのをかけて外へ。

会計を済ませ、父と一緒に病院をでて、エレベーターに乗り……。

ここで風向きが少しおかしくなってきましたよ？

強力な麻酔のご利益が切れてきて、現実が押し迫って参りました。

目が痛い！

…いや、厳密に言うと「未だかつてないドライアイ」って感じ。

でもそれは説明を受けていましたし、痛み止めの薬も貰ってました。

途中のコンビニでおにぎりとお水を買って、すぐに薬を服用。

あとはひたすら目を開けず、車の中でじっとしていました。

薬が効いてきたら痛みはマシだけど、やっぱり目を開けるのは辛かったです。

翌日には随分落ち着きましたけど、当日は一人で歩くのは相当厳しかったと思います。

だから、経験者から物申す！

出来るなら手術当日は運転できる同伴者と車で来院してください。

個人差があるらしいけど、ほとんどの人が「これから電車乗るの辛い～」って言ってました。

私の前後に手術を受けた人はみんな付き添いをお願いしてたみたいでしたが、一人は怖い。

だって、目を開けていられないんですから！（開けられるけど相当辛いです）

どうしても一人って方は病院で痛み止め飲んでしまって頑張るか、可能ならばタクシーで。

説明を受けた「電車での帰宅も大丈夫」は、少なくとも私にとっては嘘っぱちでした