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カテゴリ:雑学?万歳☆
皆様、こんばんわ 昨日は何だか妙な流れから日本神話方面へと流れてしまいましたが……。 本日は堂々とホームグラウンドで行っちゃいたいと思います! 世界に神話の類は多くあれど、ここは日本ということで。 そして、これを書いてる人間が大阪のおバカさんだということで。 日本神話の中でも笑える話、ピックアップしてみよ~っと 日本神話は多神教の物語です。 有名な流れだけを挙げていくと、最初はイザナギ・イザナミの両神が中心となって繰り広げられる 国生みと神生みのお話。 その次に子世代にあたる三貴神(アマテラスオオミカミ・ツクヨミノミコト・スサノオノミコト)が 世界を分担統治する時代のお話。 そして、その後に天から神様が降りて来て、地上を治める話に続きます。 これが「天孫降臨」とよばれる物語。 まぁ、この辺に関しても色々ネタがあったりするのですが、今日もまた割愛 今日はアマテラスオオミカミの孫にあたる「ニニギノミコト」が、無事地上へ降り立った後の 「おいおい~」って突っ込んじゃうようなお話です。 ある日、ニニギノミコト(以下・ニニギ)は美しい娘に出会いました。 娘の名は「コノハナサクヤヒメ(以下・サクヤヒメ)」、山の神の娘でした。 どうしても彼女をお嫁さんにしたいニニギは、お父さんである山の神にお願いします。 結婚自体は問題なくOK 「あなたのような尊い神様が相手ですもの。喜んで!!」 ってな具合で、ついでに姉にあたるイワナガヒメまでセットで嫁にくれました。 ところがニニギさん、ちょっと困ってしまいます。 だって、イワナガヒメってばすっごくブサイクなんだもの 「僕、面食いやねん。悪いけど姉さん、帰ってくれるか~?」 美人のサクヤヒメだけが欲しかったニニギ、姉を実家に追い返してしまいました。 いやはや神様って無茶苦茶しますよね~。 何の意味もなく娘がセットでついてくると思うかい? 結果として妹だけを受け取った形になったニニギに対し、義父・山の神は言いました。 「うちの娘ら、ただの娘やおまへんで。 せっかく婿はんの前途を祈って二人差し出しましたのに、 アンタえらいことしれくれはりましたなぁ」 妹のサクヤヒメは花の女神。 ニニギの行く末が咲き乱れる花の如く繁栄するようにとの祈りが込められていました。 だから、サクヤヒメを妻としたニニギは今後繁栄を約束されています。 ところが、姉のイワナガヒメは石の女神。 見た目は悪くとも、永遠に変わらない堅固さを象徴しています。 「花のような繁栄が、変わらず永遠に続くよう…って意味でしてん。 でも婿はんはサクヤだけを受け取らはったから、花のように命短くなりまっせ。」 あらあら、何てことでしょう!? 自分に正直な生き様を貫いたがばっかりに、神様の特徴「永遠の命」をなくしちゃったYo☆ ニニギさん、がっび~ん お義父さん、最初から言っといてよぉ そんなわけで、地に降りた神様一族は皆、限りある命で過ごすことになりました。 この血脈は現在の天皇家につながっている…と言うのが日本神話独特の流れなのですが、 ニニギさんが二人と結婚していたら、不死身の皇族が誕生していたのかも知れませんね …で、ニニギさんの受難はこれにて終了? いえいえ、まだまだ続きますよ~ 次回:嫁さんの浮気を疑ったら、怒りの奥さん炎中出産を選択!! 日本神話って、ホントに面白いですねぇ(淀川●治さん風に^^;) ※ ちなみに、日本神話の中ではいつの頃からか突然、当たり前のように人間が登場します。 人間は「青人草」と言って、気が付いたら草のように地面から生えてきていたらしいです お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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