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カテゴリ:雑学?万歳☆
皆様、こんばんわ 次回予告を楽しみにしていただいて、ありがとうございます 実はウケ狙いで、ノリで書いた単なる一文だったんですが… どっぷり日本神話の世界に浸っちゃおうと思います ああ、美しい我が妻サクヤヒメ~ お前を選んだおかげで寿命は縮まってしまったけど でもでも、何て夢のような新婚生活 これから毎日こんな日々が続くのかぁ。 不死身じゃなくなっちゃったけど、これはこれでいいかも~ …と、結婚して初めての夜を夢見心地で過ごしたニニギさん。 本当に幸せそうですね。 でもね、幸せって些細なことでヒビが入ったりするんだよね 「あなた、赤ちゃんができましたわ」 朝っぱらからニヤニヤしっぱなしのニニギさんを捕まえて、サクヤヒメが言いました。 スピード結婚、スピード出産 はぁっ!? うっそ~ん!!?? ビックリしちゃったニニギさん、頭の中を色んな考えが巡りました。 “ そんなん、俺ら昨日初めて一緒にすごしたわけやん? それまでのサクヤのことなんか、俺知らんやん?? 子供ってこんなに早くできひんやんな、普通。 ってことは、元彼の子とかいうこともあったりするかも…… ” ニ、ニニギさん!? お口はチャックの方がよろしいかと…って、言っちゃうの 「たった一晩で子供なんか嘘やろ!! 一体、誰の子やねん!?」 これは女性からすれば腹立たしいを通り越した言葉ですよね。 例にもれずサクヤヒメもすっかり頭に血が上ってしまいました。 「誰の子やねんって、アンタの子やって言うとるがな!! 疑っとんのやね、私のこと。 ええわ、証明したるさかいに目ん玉見開いてよぉ見とけ!!」 そんなこんなで揉めに揉めたまま、出産の日が近づいてきました。 赤ちゃんを産むために建てた産屋にサクヤヒメが入り、そこに何と火を放ちます ニニギさんはこんな性格なので忘れかけていましたが、元々天の国出身のすごい神様。 …ということは、ニニギさんの凄い血をひく子供たちなら炎になんか負けないのです 「アンタ、よぅ見ときや。 無事生まれたら何よりの証明やで!」 そう豪語したサクヤヒメ、命がけの炎中出産が幕開けです。 まず最初に産声が一つ。 炎の勢いが激しく照り輝く中で生まれたのは「ホデリノミコト(火照命)」という男の子でした。 次は「ホスセリノミコト(火須勢理命)」、炎が燃え立つ中、無事生まれた次男です。 そして最後に、火の勢いが弱まる中生まれたのが末弟の「ホオリノミコト(火遠理命)」。 男の子が三人も無事に生まれました。 サクヤヒメはすっかり「してやったり」の得意顔。 ニニギさんも自分の非を素直に認め、見事疑いは晴れました。 三人の子供を得て、元のラブラブ夫婦に戻った二人 めでたし、めでたし。 …って、え~~~っ!? ツッコミどころが多すぎて、どこからツッコミ入れていいか分からないよぉ 炎に負けない子ってどんな証明の仕方? 結局ラブラブに戻るの? 大体ニニギさんってさぁ、サクヤヒメもさぁ、……ブツブツブツ 日本神話って終始こんな感じです 興味がおありの方は、一度読んでみると楽しいですよ。 右手に本、左手にハリセン。 さぁさぁ皆さん、ご一緒に 何でやね~~~んっっ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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