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カテゴリ:雑学?万歳☆
皆様、こんばんわ 相も変わらず「スローぶろぐライフ」を送っております私ことお姉です …と、突然ですが、私の不満を聞いてください。 お題は、ちょっと前からブームの「歴女」について いいですよね~、時代が追い風なのって。 私なんか物心ついた時から「歴史大好き~」「司馬遼おもろ~」でしたけど、 当時は周囲の反応も冷たいものでしたYo あの時バカにした皆さんよ、これだけは言っとくぜ! 時代はお姉の後を追っかけてくるものなのさ …って、豪語しすぎかしら?(笑) だって、そうじゃ~ん。 安倍晴明でしょ~、新撰組でしょ~、アレもコレも~、みんなそうじゃ~ん これぐらい言ったっていいじゃ~ん。 一人「歴女」だった時、すんごい寂しかったんだも~ん え~っと、今日の本題は「倫理観」についてです。 何でこんなお題かというと、苦笑いしか浮かばない微妙な話を突然思い出したからです それでは聞いてください… 時は大昔の中国、「魏・呉・蜀」という三つの国が覇権を争っていた頃のことです。 (要は「三国志」の時代なんですが、この三文字はお姉が興奮して危険なので伏せ気味) 「魏」の国のトップは「曹操」という武将でした。 知略に長け、勇猛な彼はまさに覇権をとるに遜色ない男。 でも、そんな彼でも勝てない相手というのがいたのです。 「このところ、頭痛がひどくてかなわんねん」 曹操は侍医である「華陀」に、ずっと頭痛を訴えておりました。 華陀は三国一の名医といわれる人物です。 頑健な曹操ですら耐えきれない痛みの原因を正しく突き止めることができました。 「大将~、頭の中にデキモンが出来てますねん。 それがアチコチ邪魔するさかいに、たんびたんび痛むんですわ~。」 そう、曹操の病気は今でいうところの「脳腫瘍」の一種。 大きくなって激痛がして…というところまで育ってしまっていたのです。 毎日毎日激痛に頭を抱える曹操に、華陀は提案しました。 「痛みの原因であるデキモンを取らん限り、大将はつらいまんまでっせ。」 「そやかて、頭ん中のモンをどうやって取るっちゅ~ねん?」 「頭切ってフタ開けて、そんでデキモンを直接切ればええんです」 …と、ここで質問! この後、この二人の結末はどうなったと思いますか? 知ってる人は「あ~、ははは、あ~……」ですよね 今日初めて知る人は、絶対「えーーーっっ!?」だと思います。 だって…… 「おどれは俺を殺す気かーーっっ!?」 って、曹操さん激怒 さらにさらに!! 「頭かち割れて、人間生きてるわけないやろが!! 今お前の頭で試してみたるわい!!!」 と、まぁ、こんな結末です 現代人からすれば当たり前のことを提案した名医・華陀は、哀れお星様になりました 確かにね、曹操はちょっと凶暴すぎると思いますよ。 だけど、考え方としては当時、仕方ない面もあるんですよね。 薬草を煎じて飲む、それで治らなければどうしようもない。 生き物としては自然といえば自然な姿です。 そういう治療法しかない時代に「切開」なんて狂気の沙汰でしかないですもの。 よくよく考えてみれば、当たり前だと思っている私たちこそ不思議かも知れませんね。 現代人はいつから「自然」から枝分かれしたことを「当たり前」だと思い込むように なったんだろうな~ 何だか急に、そんな気分になったのでした 手術が間違ってるとか、人工的なものは一切ダメとか、そういう事じゃないんです。 ただ、どこまでOKで、どこまでOUTかなんてのは十人十色で当たり前。 だからこそ難しい問題だな~と、何だか一人で哲学の夜なのです アホなくせに色々考え込む私。 こんな風だからきっと、 ここ数日発熱したんだわ~~~ ええ年こいて、知恵熱でごわす お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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