勤務のあと、ちょっと小腹がすいたので
途中マックに寄ったら。
チイヤと小学生の時に同級生だったユーヤくんがカウンターにいた。
なぜか客足がこの時間にしては多めで
学生はわかるけど、主婦のグループも数人店内にいて
順番待ちもアタシ以外に一組いた。
最初はフォーク並びで空いたとこから順番に流れていったのだけど、
閉じていたカウンターに入って「お次の方・・・」
とおねぃさんが言いかけた時に、なぜかあたしの後ろにいた
男子二人組がさっとわりこんでいった。
ゴルァ!! 小僧!!
おねぃさんの位置からはレジ台が死角となって
ちょうどあたしが見えないのでまぁいいやどうせ次だしと思って
待っていたのだが。
あたしの直前のおばさんは「えーと、セットにできるのは
これじゃダメなん??」などとひとつひとつオーダーを
まだ聞き返してる始末。
あーこういう人はお買い上げ金額を伝えてから初めて
バッグの中の財布を探し始めるタイプなんだよ。(後悔)
さっきの男子二人組もオーダーすんでもおばさんまだ
財布の中から小銭を取り出してる。
「お待たせしました。」
ユーヤくん、おばさんにバリューセットのトレイを
渡そうとしたらおばさん腑に落ちない顔をした。
「持って帰るんじゃけど?」
ゴルァ!! ババァ!!
あのさ、トレイに並べ始めた時点で「あ、勘違いしてる」って
わからんのか!!
お持ち帰りってわかってたら最初から紙袋をだして
お持ち帰り用のコップをぱかっとはめこむ厚紙を
組み立てて紙袋の中に入れてちゃちゃっと袋詰めしてくれるじゃろうが!!
(だんだん腹がたってきた)
ユーヤくん、袋をとりだして慌てて袋詰めを
やり直す。
この間に行列はさらに長くなるが、
ドライブスルー担当をしていたクルーの親玉っぽい
おねぃさんがユーヤくんに声をかける。
「ユーヤくん、あいてる?!」
ドライブスルーも混んできたみたいでユーヤくんに
手伝ってもらいたかったみたい。
でも、おばちゃんに時間かかって店内も
ずいぶん増えてるよ。
「ユーヤくんにヘルプ行ってください。」
親玉っぽいおねぃさんが厨房に声をかけたら
もひとりクルーが出てきた。
「おまたせしました。ご注文をお伺いします。」
やれやれ。やっとあたしの番だよ。
おばちゃん一人終わるまでに隣の列は さっきの小僧たちと
中坊のオーダーも終わって三組目にいってるし。
(こういうのはレジ係のせいではないので諦めるけど)
ユーヤくんのヘルプにでてきたクルーのおにぃさんに
注文したところでさっきのおばちゃんがお持ち帰り用の
袋を持って出て行った。
元通り、ユーヤくんに交代して
チキンフィレの赤唐辛子セットの支払をする。
大変ね。がんばってね。
注文と支払いがすんで後ろに下がろうとしたら
うわ。
なんか、出来上がりを待つために行列からちょい下がり気味の
人と、順番を待つ人がごちゃごちゃになって不自然な横一列の
行列ができあがっていた。
こうなると、ここで要領がいいのはおばちゃんよりも
学生のほうなのね。
あいたカウンターにひょいっと割り込んでオーダーを
言い始めたけど、後ろのおばちゃんたちの顔をみたら
きっとこの学生たちのほうがあとからやってきたんだろう。
「おまたせいたしました。」
ユーヤくんに呼ばれてカウンターに取りにいき
テーブルに座った。
れれれ。
レモンティーはホットなんじゃけど。
ユーヤくん、ストローで飲んだら大やけどするよ。
間違えたけどお金のミスじゃなくてよかったよ。
忙しかったんじゃね。
大変ね。がんばってね。(親心)
※ なんで仕事がすんで小腹がすいて家に帰らずマックか?
連勤で疲れたんで岩の上に寝っころがりに行ったので。
汗かいてスッピンのまま帰ってすぐフロに入るのだ。
晩ごはん? あたしはいりませんがそれが何か?