「お金、貸してくれない？」 

過去に言われたことはあるにはある。


７パパ先輩のブログで紹介されていた「借金の申し入れとお断り」
当然といえば当然と思うけど、ケタは違うが主婦の世界でも
身近にはあるのだ。



私は勤務日は必ず小銭を持っていくので
途中お茶や水が足りなくなっても大丈夫だけど、
「財布を忘れたから貸して。すぐ返すけぇ」なんてやりとりはメンバーどうしで
よくされている。

私も貸すことはあるけどね、
でも大丈夫。次に会った時はかならず


「こないだの１０５万円返してね。」


と躊躇なく請求する。




ここで、びっくりするのが

「たった１０５円じゃけぇ言いにくいでしょ。
うちは忘れっぽいけぇ、絶対に借りっぱなしにならんように
せんとね。ありがとね。」

なんて言われて約束どおり返してくれるのだけど。




いや、ワタシ、１０５円だろうが１０５万円だろうが
「返してくれる？」をぜんっぜん言いにくくありません。




そんなだから、「今日たまたま財布を忘れて１０５円を借りたメンバー」なら
貸し借りはあるけどね、

「借りたはいいけど すぐには返す気がないメンバー」は
最初からアタシを避けているのだ。

ってか、返す気がないというより返せないと言った方が正しいかも。
生活費を借りるということは、給料日までは返せないということだから。







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え、本題に戻しますが
過去にお金を貸してと言われたのは
子供の同級生のお母さんである。


個人的にお付き合いはない。
ＰＴＡとか、子供会とか、参観日とか、会えば立ち話はする程度の
知り合いである。

「３万円貸してくれない？」
「どうしても今日中に払わなきゃいけないから。」
「はぁー・・・そうよね、週末だもんねぇ。（ためいき）」




・保険料滞納したんよ。
・前回も解除になったけぇ。
・今日払わんかったらまた解除になるって言われた。
・父さんが仕事やめたけぇ、苦しいんよ。








たしか、そんな理由。

えーと、整理してみるか。

えーと、保険料未納でも１ヶ月くらいじゃ契約解除にはならんから
３ヶ月くらい滞納したってことか。

えーと、父さんが３ヶ月も失業中？
ってか、前回解除になったときも父さんはプー太郎か？？

その間、アナタは仕事はせんの？







をい。しっかりせんかい（呆）







どうしても今日３万円必要なら
「母方の身内で不幸があって急に長女と次女の喪服を
そろえたもんだから 今日の持ち合わせじゃ どうしても新幹線代が３万円ほど足りない。」

とアタシなら言うな。（実はしたたか）

自分の経済観念のなさを そのまんま正直に話して
まともに借りようとする神経に年齢の割に幼稚な人だったとわかった時点で
今後のお付き合いも見えてきた。



結論。　「いきなり今日３万円はないけぇね。」ときっぱりお断り。
多分今後もこの人には１０５円でさえ立て替えることもないだろう。






で、我が家ではこの件は落着したのだが、
こういう人は貸してくれる人が現れるまで次々と連絡しまくるのである。


何人かは断ったが、とうとう断りきれなかった助け舟が現れる。

その助け舟さん、「父さんには言えんけど、３万くらいなら私のパート代で出せるし・・・」
と積極的に助けるつもりではなかったけど、断りきれなかったようだ。

案の定なかなか返済してくれる気配がなくしびれを切らして
返済のお願いをしてやっと返してもらったという経緯がある。

のちに、この助け舟さんは彼女から再び借金を申し込まれた。
このときは断った。

しかし、彼女は「じゃあ、カードでいいから貸してくれない？」と
助け舟さんのクレジットカードを預からせてくれと言ったそうな。





・・・わけわからない。









主婦も長くなると、まれにであるが
毎月の生活資金が尽きて生活費を堂々と「貸してくれない？」と
いう主婦がちらほら現れているのだ。


職場内でもそういうのを聞くと、
「じゃあお昼を買わずに弁当作れよ」とツッコミたくなるけど
私は職場内では「お金は借りにくい人」と思われてるようで
声をかけられることはない。



幼いころからビンボーな家庭で
経済観念だけはしっかりと育ててくれた両親に感謝である。
「お金がないけぇ来月までかんべんしてね。」と言われ続けて
我慢を体で身につけてくれた教えが 自然にそうさせてるんだろうよ。







そういうメィ子さんは実際ほんっとうに困ったときでも
絶対にお金を借りることはないんですかって反論がきそうじゃね。


いやー、
そんなときはチイヤとアイリがいるから大丈夫
そんときは遠慮なく（毒親）