きっぷとお菓子とお茶だけ持って、JRに乗り込みました。
アバウトに決めた行先は、県東部であります。
途中まで快速、乗り換え駅をすぎると各駅停車になるので
電車でのんびり車窓を楽しむこと約2時間。
海がみえてきました。
山ばかりののどかな風景から、路線が海沿いになって
そろそろ目的地がちかづいてきましたよ。
(うっすら見える橋はしまなみ海道か?)
駅のロータリーからバス停を探すけど、イマイチわからない。
先にリサーチしとけば場所やら時刻表やら調べとくんだけど、
どうも歩いていっても大した距離ではなさそうに思えたので
徒歩で移動することに決めました。
商店街のアーケードに入れば涼しいけど、このへんは初めてだし、
迷うと時間がもったいないし。
てくてく歩いて目的地を目指します。
曲がり角を右に行けば、すぐそこに・・・。
ってか、すでに行列じゃん。
(おかげでわかりやすかったけど)
最後尾まで回ります。
何分待つかしら。
尾道ラーメンといえば、朱華園。
好奇心旺盛なカヤコさんも、すでに訪問ずみであります。
並んでから店内に入るまでは30分足らず。
やっぱりラーメン屋って回転はやいね。
中華そば・焼きそば・チャーシュー麺、麺類は3つだけ。
焼きそばにちょっとときめいたけど、ここは普通に中華そばでしょう。
「チャーシュー麺とギョーザ。」
コマユや。キミはやっぱり肉食じゃね。
まぁ、いい。
アタシとアイリには中華そばを注文して相席のテーブルで待つこと数分。
チャーシューとメンマとねぎがのっかったシンプルな中華そばがやってきました。
「ありゃあね、朱華園の中華そばには天かすがのっかっておいしいんじゃけぇ。」
こうカヤコさんが言ってたけどね、
のっかってるのは、ブタの背脂ですからぁーー!!
残念!!(波田陽区風)
思った以上にでっかい背脂、どうかんがえても大きさも食感も背脂だろうよ。
尾道ラーメンはスーパーでも市販されてるけど、ぜんっぜん違うのです。
みじん切りのぷにぷにした背脂つきのスープはお目にかかったことあるけど
歯ごたえある脂肪が確かに浮いてます。
もともとしょうゆベースのこってりは好きなので
好みの味だったけど、こってりが苦手な人は評価が分かれるかも
・・・というかんじです。
(私はもいっかい食べたいくらい大好きです。)
ロープウェイで頂上までは約3分。
あっというまにつきました。
展望台から海を眺めたら向島が見えます。
この二人は、カップルのようでカップルでありません。
コマユとアイリです。
お互い、「連れがいなけりゃ我慢してやるわ」的気分で一緒に楽しんでます。
千光寺から文学の小道をくだりながら国道まで降りたのですが
階段は思ったよりも急でした。
「ダ」では階段を一日何度も上り下りしてますが
勾配はゆるいので、そこまで太ももが痛くはありません。
3日後は筋肉痛かもね。
カヤコさんも食べたという、珈琲店のワッフルを注文しました。
コマユのチョコバナナワッフルが先にテーブルに届いてしまったので
完食しそうになったせいか、店員のおにぃさんがこちらのテーブルを
チラチラみて気にしていたみたいでした。
あたしとアイリのプレーンワッフルがまだだったので
気を遣ってくれていたのか、それとも気のせいかわからないけど
あつあつの焼きたてワッフルをテーブルに運んでくれました。
おにぃさん、心づかいありがとう。
コマユが先に完食しそうだったのは電車の発車時刻が迫っていたからです。
ワッフルを急いで食べてお隣の駅のホームに走りました。
帰りの電車は二駅で乗り換えのために降車します。
そして、ホームを移動した先に待っていたのは。
タラララッタラ~♪(ドラえもん風)
瀬戸内マリンビュー♪
ワッフルを食べる前に、みどりの窓口に寄って
念のために指定券を購入していました。
行きは山側の本線、快速で時間短縮したけど
帰りは海側をのんびり走るのを楽しみたいので
最初から座席をゲットしたのです。
乗車券は青春18きっぷでOKだし、
指定券500円を追加しても一人当たりは2800円。
普通に乗車券を買うよりは安くついてるじゃん。
しかも指定席はテーブルもついてるし、革張りのシート。
お隣の2号車は自由席だからけっこう混んでましたよ。
途中、停車した駅からの看板。
この案内看板から、線路をはさんで向かい側には
チイヤが勤務場所がみえました。
「チイヤ、ここらへんをウロウロしとったらすっごい浮くね・・・。」
都会を拠点にするアイリとは対極の、
そんなローカルな駅でした。
自宅の最寄り駅にもどるまで
乗車時間3時間半。
お子たちが大きくなると、たまにはこういうのも楽しいです。