レジを通ってくださるお客さまに一言声かけをという
シンプルな販売促進が地域で始まり、
さらに直営店全国一斉スタートして一ヶ月。

マク●ナルドで、「ただいまおすすめの月見バーガーはいかがですか？」

と、オーダーの時にキャンペーン商品をすすめるのとは
ちょっと勝手がちゃいます。

いらっしゃいませのお出迎えの言葉をかけーの、
カゴの商品をカウントしーの、
レジ袋をつけーの、
お金をお預かりしーの、
預かり金額を確認しーの、
お釣りとレシートを渡しーの、

・・・って、タイミング逃すと難しーのですの！

商品のカウントとお金のやりとり、
誤差が生じれば、お客さまからの信頼・ショップへの信用を失うことになるので
ショップメンバーにとって、レジはとてもストレスを伴う業務なのですが
そこへ持ってきて、レジで『ひとつでも多くおすすめを』キャンペーンが
全国で展開中。

カウント始める前に声かけが一番よいタイミングなのですが、
お客さまにとってもストレスなのではなかろうかと察しながら
レジ販売、すすめております。

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１．女性（多分３０代・見た目独身）の場合

カゴの中身は私物っぽい。会社の備品のおつかいではなさそうなので
声を一応おかけする。

『こちら、今月のおすすめしょうひ・・・』

『いりません。』

うん、間髪いれる隙がなく、これくらい潔いお断りですと次の言葉は出ません。
個人的にはこのくらいスパッとくるのがよいね！
（ただしこれが学生メンバーだと堪える場合もあり）

２．女性どうし（多分親子）の場合

『こちら、今月のおすすめ商品のメロンパンです。
３個入りで１０５円のお買い得ですが、いかがでしょうか？』

『メロンパンだって。食べる？？』
『うん、食べる～～～～～。』
『じゃあください。』

ありがとうございます。
ママと小学生のおじょうちゃんにはお買い得感がＯＫです。

３．女性どうし（三世代親子孫）の場合

『こちら、今月のおすすめ商品のメロンパンです。
３個入りで１０５円のお買い得ですが、いかがでしょうか？』

『はぁ、そうなん、カイくんが食べるかねぇ～～～。』

こういう場合、おばあちゃんだと あっさり孫のために買って下さる
ことが多いです。

『おかあさん！　さっきドーナツ買ったじゃん！！』

娘は現実的です。親の財布なんだから甘えてもよさそうなものを
子供のばんごはんへの影響を心配してるんでしょう。
そうじゃね、おやつばっかり食べてないで、ごはんもきちんと食べないとね。

ここはママが正解です。

４．女性どうし（アラフォー女性）の場合

『こちら、今月のおすすめ商品のメロンパンです。
３個入りで１０５円のお買い得ですが、いかがでしょうか？』

『え？３個入りで１０５円？じゃあ安いよね？』
『買っとく？』
『うん、買っとくわ、うち。』

育ち盛りの中高生がいらっしゃるお宅では
「おなかすいた～～」と帰ってくる子供に
「とりあえず食べといて」とすぐ食べられるメロンパンは
一時しのぎによいでしょう。
毎回だと買ってくれませんが。

５．男性おひとりさま（３０代）の場合

もしも男性が、印鑑１本だけお買い上げの時は仕事中でちょいお急ぎの時。
ファイルや書類用のポケットをお買い上げの時は備品購入の時。

この男性は、買い物かごを持たずレジに珈琲とお茶とカップめんを
腕に抱えてこられました。

こういうときは、ちょっとした賭けになるのですが。

『こちら、今月のおすすめ商品のメロンパンです。
３個入りで１０５円のお買い得ですが、いかがでしょうか？』

男性、メロンパンの方をちらっとみて
てへっと"ごめんなさい"みたいな表情をみせました。

いいんですよ、いいんですよ。
こちらこそごめんなさい。

　　　ビールのおつまみにドライカルパスもありますけど。

６．男性３名（団塊の世代っぽい）の場合。

『こちら、今月のおすすめ商品のメロンパンです。
３個入りで１０５円のお買い得ですが、いかがでしょうか？』

作業服で３名様。お昼の休憩でしょうかね。

『ありゃあ！　メロンパンがおすすめ商品らしいで！！』
『おすすめ商品なら買わにゃあ いけまぁで！！』
『はぁー！　３個で１００円でええんかいのぅ！』（１０５円ですよ）
『おすすめなら おいしいんじゃろうて！！』

男３人がレジで店内に響き渡るほどの大声でレジ販促のキャンペーンに
協力してくださいました。

ただし、ワタクシのレジでなく対面のＡＢ型ササガワさんのレジだったため
声だけは すっげぇ響いていたがメロンパンを購入されたかは不明。

７．女性１名（ショップメンバー・ワッキさん）の場合。

『こちら、今月のおすすめ商品のメロンパンです。
３個入りで１０５円のお買い得ですが、いかがでしょうか？』

『うんざりです。』

・・・あー、そうですかって、をい！（怒）

『毎日買ってたから飽きました』

ご迷惑の方には申し訳ございませんが、レジ販促は今後も続きます。