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カテゴリ:アイリ
次女のアイリ、約3年間 勤務したペットサロンを退職した。 これまで勤務していたペットサロンは このたび応募した企業は、海外にも支店を持つ これまでとは真逆ともいえる職場環境を選ぼうとしているアイリだけど 中途採用試験を受けるために アイリがやってきたのは
そこは、ペットの販売とトリミングが併設されたショップだった。
面接待ちの先客あり。
(・・・なんでこうなるのかしら。)
試験を受けるのは二人。採用は一人だけ?
面接に臨むにあたって。
アイリは勉強嫌いな上に、非常識だった。
とりあえず、こたえてみる。
玉砕。
一緒に受けた彼女は完璧に答えていた。 アイリは一つもまともに答えられなかった。
(・・・もう帰りたい。)
そうなの。 ペット業界は需要がありそうで チイヤのように国家資格があるわけでなく、 実際、アイリの同級生の多くが、退職して
仕事は決して楽ではない。 彼女もそうだったんかしら。
(・・・どうしよう。) (・・・給料が安くって、やっていけなかったんだけど、) (それもあるけど、えーっと、) **************************************************
勉強が苦手なのに、なんで道で出会ったわんこが そして、知らないわんこに出会って
(かわいい。) (ああゆうカット、やってみたいなぁ。)
(本当は、もっと上手になりたいのに。)
自分で決めた就職先だったけど、月日がたっていくうちに
・・・ダメだと思うよ(汗)
実際の店舗のトリミングルームでカットの実技試験。
販売のスタッフが売り場からトリミングルームを囲むように覗き込む。 そりゃ緊張するわ。
時間にして、わずか5分。 ギャラリーに囲まれての実技試験は
緊張しっぱなしの再就職試験は終了。 そういえば、最初の勤務先って 何店か研修を受けたお店の一つだった。 まぁ、会社概要を全く頭に入れずに何を面接されると思ったんだかわからないけど
・・・ちうても、次を探す余裕もなく、 気持ちはほとんど決まっていた。
ところが。 それから一週間後。
まさかの採用。(うちの子でホントにいいんですか?)
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二か月の無職期間をどうにか乗り越えて そしてそして、試用期間を終えまして
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