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カテゴリ:伝えたいこと
昨年の今頃おとづれた、あのアンコールワットが悲鳴をあげていました。 その訳は・・・・・・。 日本でも人気の高い観光地、カンボジアのアンコール遺跡。 10年ほど前、カンボジアを訪れる観光客の数は5000人足らずでした。 その後、世界遺産に登録されると・・・・ 観光客の数は急増し、 昨年度は1400000人 にのぼりました。 この現象によって、カンボジアの特にシェムリアップの町は潤いました。 しかし・・・・喜んでばかりいられません。 爆発的な人気は、遺跡周辺の土地に深刻な環境汚染をもたらしました。インフラの整っていない場所にホテルが建設されたため、ゴミの処理が追いつかず、汚水は川に垂れ流されている状況なのです。 そう、その川の先は、トンレサップ湖という、多くの人が水上で生活しているのです。 その湖の水で生活をし、湖の魚を食べて生きている人たちがいるのです。 いま、その湖の水はどんどん汚くなっていて、腸チフスになる子供達や、皮膚病になる子供達がどんどん増えているそうです。 そして、魚が激減しているそうです。 それと同じくらい大変なことは、水道整備ができてないので、地下水をどんどんくみ上げて ホテルは、観光客に利用されています。 そのことで、あの【アンコールワット】が地盤沈下を起こしているということです。 私も、シェムリアップに泊まった一人なので、そんなことも知らずに汚してしまった1人ですが いずれ、アンコールワットに入れなくなる日も来るのかもしれません。 <地球船> 人気blogランキングへ< お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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