テーマ:アウトレットでお買い物(213)
カテゴリ:アウトレットニュース
「ゴールデンウイークを明るく、笑顔に!」のキャッチコピーで八日までセールを開催している。副支配人の鈴木元啓さん(37)は「ショッピングは人を元気にする力がある。少しでも笑顔になって帰ってほしい。従業員も笑顔でお迎えして笑顔の連鎖になれば」と思いを語る。チラシ持参で、割引やオリジナル商品などがもらえる特典付きクーポンには「スマイルアップクーポン」と名付けた。
春のセール初日だった三月十一日、東日本大震災で店舗の商品が落ちるなどの被害が出た。建物には問題がなかったため翌日、スタッフ総出で片付けをし、十三日には開館にこぎつけた。 しかし、来場者は普段の一割ほど。スタッフの想像以上に関東や東北での被害は大きかった。片付けに必死だったこともあり、支配人の高瀬秀敏さん(58)は「被災の全体が理解できていなかった」。翌日から再び休館し、ひっそりした店舗を見ると客が戻るのか不安になった。 二十二日の再開初日、来場者は普段の約三分の一。それでも紙袋をいくつも抱えた女性や楽しそうに会話をしている家族連れを見た高瀬さんは「一人一人にハグしてありがとうと言いたかった。来てくれただけでうれしかった」と喜んだ。四月二十八日までは二時間短縮して営業していたにもかかわらず、同月の来場者は前年の八、九割にまで戻った。 大型連休は地元を応援するために、阿見町特産のタケノコを使った料理フェアを実施している。五日には隣の美浦村にある日本中央競馬会(JRA)美浦トレーニングセンターの高さ一メートルほどの小型の馬「ミニチュアホース」と触れ合えるイベントを実施する。六月中旬には県や阿見町の特産品を集めた物産展も開く予定だ。 鈴木さんは「美浦トレセンや牛久大仏、筑波山も含め県内の観光地はどこも厳しい状況だ。みんな外出し、うちを起点にいろんなところに行ってほしい」。ヤシの木が生えた米国西海岸をイメージしたアウトレットの空間にあふれる買い物客の笑顔が茨城全体に広がるのを期待している。 (堀尾法道) <あみプレミアム・アウトレット> 2009年7月にオープン。約16万5500平方メートルの敷地面積に国内外の著名ブランドなど104店がそろう。営業時間は午前10時~午後8時。圏央道阿見東インター直結。JR荒川沖駅から直通バスで20分。駐車場は収容台数約2500台で、子どもが遊べる滑り台などの施設もある。今年の冬には、約150店に増床する。 eアウトレット通販HP 楽天市場訳ありセール情報 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.05.06 15:28:19
コメント(0) | コメントを書く
[アウトレットニュース] カテゴリの最新記事
|
|