フィドル上達法

町が美しくない。美しい自然がない。町に活気がなく沈んでいる。新しく建設中の家はどこか現実感がなく色がない。毎年すごい数の自殺者。疲れた勤め人の顔。心を病んだ子供たち。どこかに潜んでいる変質者。減らないごみ。一部の儲けすぎでうかれた人たち・・・。

社会を変えたいと思っている。多分、ほとんどの人は、もっとましな未来があってもいいと感じているはずです。社会を変えるのは政治ではなく、ミヒャエル・エンデによると、もっと意外なところから、現在の諸制度に期待することなく、｢多くの人が新しい生の現実を、新しいライフスタイルを、新しい暮らし方をつくりあげる。｣ところからやってくると80年代に予測しています。



オリーブの森で語りあう

もう、今がそのときであると思います。多くのお母さんたちは、すでに生活を見直し始めているし、やっと、｢エコ｣という全体からそれぞれの生活に枠を考えられるようになってきている。自国の農業をもっと支えていこうという機運が一部ですでにあるし、伝統的な手工業ももっとみなおされてもいい。確かにそんなところから社会が変わっていく実感があります。

フィドルは、観賞用の芸術ではありません。フィドルは等身大に私たちの生活に組み込まれていくはずです。フィドルは飾らない生活の楽しみを教えてくれ、霊感を与えてくれ、希望を照らしてくれる・・・。