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2006 Fiddle Party !12月2日(土) チケット予約開始。
Tokyo Fiddle Club 4月開講のトータルビギナー受講生募集中。 大阪は私が7歳から大人になるまで住んだ町です。私を支える主な文化とアイデンティティーがそこにあると思っています。連休中はそこに久しぶりに帰っていました。滞在先は夫の実家。大阪の工場がひしめく下町です。 先程、文化とアイデンティティーなんていいましたが、夫の実家の人々とその地域はいつ訪ねても驚かされることばかり、私とってもかなりの異文化ワールド。大阪は大阪でも、下町と大阪のこってりと関西人特有の意地悪文化が合わさって、なかなか難しいのです。 ここでは、笑いはたいてい相手を「こきおろす」ときに使われて、うっかりしていると笑われたことにさえ気づかないくらい上手に笑われていたりします。しかし、正当に抗議すると、「冗談も通じへん!」ってことになるし、知らん顔しているとすっかり笑いのねたにされ、ますます不愉快な思いをする。旦那はどうしているだろうと長年観察しているけど、「相手にも同じねたで笑い返してやる」というのがどうやら正統派らしい。とっさにそんなことができるのには機転がきくのに加え、かなり心臓が強くないとできない。 フランス人の皮肉文化やイギリス人のブラックジョークに似ていなくもないけど、こちらはそのねた自体に文化があるわけではない。排他的でねたみっぽくてえげつない。 だから、私が愛してやまない伝統音楽について悪意を込めた感想を言われても、そんなに傷つかなくてもよかった。でも、私は「そういううんやったら、お義母さんのやっているフラ(ダンス)もただの×××じゃないですか。」とは言わない。 大阪人に限らず、知らない文化に対して軽蔑のたったひとこと片付ける人は、己の見解の狭さと無知をさらけだすだけのこと。あ~同じ日本でこうなのだから、外国のほんとうの異文化理解なんぞ夢のまた夢? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年11月07日 12時19分12秒
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