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もうすぐ、梅雨に入りますね。先週末のような雨がつづいたときもそうなんですが、高い湿度の国で暮らしている以上、木材で作られている「楽器」に少々変化が見られるのは(こもったような音になったり、調弦がいつもと違ったり)、フィドラーにとってご愛嬌、と私は思っています。
楽器が吸った湿り気は、晴れの日にはまた吐き出すことができます。楽器をしまいっぱなしにするのが、なによりも一番悪く、いつも、どんな天気の日にでも出して、たくさん弾くことが、楽器自身の呼吸を助けていい、と思っています。 けれども、松脂については、湿気要注意!!!特に弦に「積もった」松脂は、湿気を帯びると石灰状に固まって、「ゴワ~ンゴワ~ン、ビリビリ」とすごく変な音がします。つめで弦の上をこすってみてください。「ガリガリ」と音がして、何か取れますか。松脂リムーバーも売っていますが、つめで簡単にとることができます(F字孔の中に落とさないように)。 ちなみに、楽器の上に積もった(積もらせた)松脂は、これはご愛嬌ですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年06月04日 14時27分21秒
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