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フィドル上達法

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2014年11月18日
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私がやりたいのは、アイリッシュ風ロックや、民族系Jpopでも、どこかのバンドのコピーでもなく、トラッドをまじめにやりたいのです。



自分が持てる技量を生かして、ひねりや見せかけでなく、楽曲をまじめに取り組んでいきたいです。



そして、アレンジメントは、オリジナリティーを持って作りあげていきたいです。1曲、1曲、自分のセンスを信じながら、とても苦心して作ることになります。



そのような、自由な要素が大きいところが、古楽やクラシック音楽と違うところでもあります。




自由要素の部分に、現代を生きる「今」の感覚を入れるところも大事だと思っています。伝統曲の要素を崩さず(ポップスやロックにならずに)、「今」のセンスを入れる、こういうバランス感覚は、ロンドンで学びました。いろんな新しいものを取り入れつつ伝統を守るのは、伝統国イギリスの得意とするところなんですね。




Duo Crossingsというデュオは、クラシック音楽のヴァイオリンと、民俗音楽のフィドルの異色の組み合わせですが、お互いのジャンルで培ったアイディアを最大限に出しあいながら、ヴァイオリンという楽器の共通点としての魅力を新たに発見するような仕上げがりを目指しています。




私の相方は、クラシックヴァイオリンの演奏家として、相当にレベルの高い方ですが、柔軟にトラッドのジャンルに付き合ってくれて、私は、とーーーーてもありがたく思っています。とーーーーても貴重です。




なんでも、古い曲がお好きだとのことで、伝統曲が、バロック音楽の同時期、いい方を変えると、バロック音楽の裏側の音楽の世界ということで、興味深々で取り組んでくれています。そして、私のフィドル奏法もちゃんと観察していて、なにがどう違うのか、ほとんど1回で見抜いていました。。。ほんとうにすごい。




ほんとうに、稀なことだと思います。ありがたいことだと思っています。




12月14日のコンサートは、この日のために、冬とクリスマスにちなむ曲と、教会にまつわる曲をそろえています。




天井も高くて、音響がよさそうです。ヴァイオリン2台だと、かなりのヴァイブレーションを客席にお届けできるかと思います。




昔から、人々の温かい集まりで演奏されていた音楽なので、いろんなご縁を大切に、素敵な時間を共有できたら、と思っています。





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最終更新日  2014年11月19日 11時32分55秒
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