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フィドル上達法

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2015年10月31日
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カテゴリ:音楽について
昨日、フィドルの神様、フランキー・ゲイビンを聴いてきました。


CDでは、チューイングを一音?上げていて、音が複雑すぎて、どうやって弾いているかわからなく、ぜったいに真似できないフィドラーのひとりだったんです。


なので、実際の演奏見ることができて幸せでした。


フランキーは、恰好がおしゃれですよね。


最近では、白いシャツ、それも、襟の台が高いタイプのおしゃれなものを、襟元を空けて(ときにはアスコットタイなどして)着こなし、


三つ揃えで登場し、暑くなってきたら、上着を脱いでベスト姿で演奏するんです。


伝統音楽のプレイヤーは、ジーンズにTシャツとか、汚い恰好でステージに上がる人が多いのですが、


フランキーは、格別おしゃれです。


演奏中、横顔がよく見えたのですが、ギリシャの彫刻みたいにきれいで、巻き毛も手入れしていてきれいです。


とってもおしゃれなんです。これは、彼の本質だと、私は思いました。


外見に美的センスが表れている通り、彼の音楽もおしゃれなんです。


重音をふんだんに使って、メロディーのアレンジや、装飾音が美術で言えば多色使いのようで芸術品です。


そういう工夫をずっとしてきて、彼独自の音楽の世界観を作り上げてきたのですね。これは、もう、真似できるものではありません。


ただただ、フランキーを見ていました。本物の音楽家で芸術家を。


最後に、招聘してくださった方々に感謝します。


私も経験がありますので、大変な事業ですよね。まず、コネクションがなければできないし、それなりにお金もかかり、労力や周囲の人の多大な協力もあっただろうと思います。ありがとうございます。


そして、招聘ミュージシャンのコンサートは、ぜひ、ソロの生音で聴かせていただきたいですね。


お友達招聘の場合は、特に、招聘される側が現地(日本)のお友達にいろいろと気を使うので、


演奏中に、嘘はつけない自分の芸術面と、現生の義理のはざまにある、一種独特の表情をされます。


それが見て取れてしまうと、つらいですね。






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最終更新日  2015年11月01日 01時36分16秒
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