『ゴンゾウ』第2話と視聴率
昨日(7/9)の『ゴンゾウ』第2話を見ました。『ゴンゾウ』の1話が思ったより良かったので、2話も良ければ、レギュラーにして、ずっとレビューを書こうと思っていました。でも、今回、イマイチでした。なんなの、あの展開は?! 撃たれた遠藤鶴(本刈屋ユイカ)が生きていたのは良かったけれど・・・でも、それは想定内で。亡くなったのは、バイオリニストのもなみ(前田亜季)さんの方でした。 鶴が救急車で運ばれる時に、「私のせいだ」と言ったそうです。その言葉を信じて、鶴が以前、関係した事件のせいで、恨みをかったのに違いないという方向で、捜査が進みました。この時点で、私はおかしいなと思いました。人のいい人って、友人が自殺しても「私のせいだ」という人いるじゃないですか。鶴もいい子だったので、そんなに単刀直入の意味で、この言葉を言ったのではないだろうと思いました。それに、もなみさんのバイオリン、盗まれてたわけで・・・その盗まれたバイオリンが出てきたので、警察へ取りに行って、その帰りに、鶴と一緒に銃撃されてしまいました。麻薬とか、大事なマイクロチップとか、いろいろな物を所持品に隠されて、事件の巻き添えになるということはよくある話で・・・だから、私は真っ先に、そのバイオリンが怪しいと思いました。なのに、捜査員、誰もバイオリンが盗まれていたことは、気にしなくて・・・もなみの身辺は全然探らず、鶴の方のとんちんかんな捜査ばかり。。。 特別捜査本部に入りたくてたまらない日比野(高橋一生)は、覚せい剤で出所したばかりの飯塚(加藤虎ノ介)を疑います。その前に、折角、一緒にラーメン屋へ行って仕事紹介してやるとか、慰めていたのに。彼も喜んで泣いてたのに。。。自分の出世のために、ひどいですね。日比野は、ゴンゾウこと黒木(内野聖陽)と寺田(綿引勝彦)と共に、飯塚の部屋へ行きました。そして、疑われていると知った飯塚は、ナイフを持って暴れ、寺田が刺されてしまいました。その上、飯塚から覚せい剤反応は出ませんでした。事件の時間のアリバイもありました。最低! 鶴のお兄さんもひどいです。鶴のことより自分達の外聞を優先して、事件にショックを受けて喋れない鶴から、無理矢理、事件のことを話させようとしたり・・・「お前は警察官だろ。これ以上、恥をかかせるな!」 結局、最後まで、「私のせいだ」の言葉に振り回されて、最後に、彼女がその言葉の意味を話して終わりました。鶴は、もなみさんを苦手だと思っていました。「美人で、明るくて、才能があって、夢なんか語っちゃって。この子、苦手だなって、本当はそう思ってた。コンサート、絶対行くって言ったけど、心の中では、行きたくないって思ってた。コンサートなんかできなくなればいいのに。なくなればいいのにって。私がそう思ったから、私が思ったから・・・」 ただそれだけ・・・思った通りで、拍子抜け。 そして、屋上で、佐久間(筒井道隆)が黒木に「穴を埋めろ」と言って。。。黒木は遂に、特別捜査本部へ加わりました。 本当に、テンポが悪くて、トンチンカンな捜査ばかりで、つまらなかったです。次回もこんなだったら、見るのやめるかも?視聴率は、初回は、12.5%でしたが、今回は10.4%でした。 『ゴンゾウ』第1話レビューhttp://plaza.rakuten.co.jp/tamirion/diary/200807030002/ ●“ ドラマ「ゴンゾウ~伝説の刑事」オリジナル・サウンドトラック(仮)”CD(2008/8/13)【送料無料選択可!】Who -08- / 小谷美紗子