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カテゴリ:’08秋ドラマ
昨日(10/9)の『風のガーデン』初回をやっと見ました。 私のブログの友人が、9月下旬にこのドラマの最終回に、エキストラ出演したとのことで、随分、早く、最終回を撮るものだなと思っていました。 まだドラマが始まっていないのに、「CHANGE」とは大違いだなと思っていましたが・・・ 緒形拳さんのご病気のせいで、早く撮ったのかもしれませんね。 ご冥福をお祈り致します。
初回の上に、緒形拳さんの遺作ということで、関東地区で20.1%という高視聴率だったそうです。 私は、倉本聰さんが苦手なのですが、緒形拳さんが好きなので、見ました。 富良野3部作の完結編だそうです。
最初の北海道の緒形拳さん(役名:白鳥貞三)から始まったシーンは、倉本さんらしかったですね。 でも、東京の中井貴一さん(役名:白鳥貞美)のシーンになってからは、誰のドラマかと思ってしまいました。 テンポがあって良かったですが。。。 私はどうもあの主役の白鳥先生のキャラ、好きになれないです。 東京の大病院で優秀な麻酔科准教授として、バリバリに仕事をしています。 麻酔科医は陰の存在で、いつも患者から感謝されないので、不満に思っています。 娘みたいに若い恋人、氷室茜(平原綾香)がいて、看護師の内山妙子(伊藤蘭)からも思いを寄せられています。 もてていいですね。 でも、最近、体調が悪く、同僚に内緒で血液検査してもらったら・・・ 悪い結果だったので、自分で、エコー検査します。 すごいですね。
訳ありのすい臓ガン患者、ファルコム代表の二神達也(奥田瑛二)の手術にも参加しました。 この二神も手術間際まで、電話で株の売買の指令を出していましたが、あまりにもベタなキャラで・・・ いかにも株が流行っていた頃のファンドの代表といった感じで・・・ 手術を始めましたが、もう手遅れだったので、神経ブロックをして痛みをとっただけで、閉じました。 でも、それは家族にも本人にも内緒。 なんだか、大物に頼まれたみたいで、本人にも家族にも内緒で、とにかく少しでも長く延命治療しろという命令が病院の上層部にあり、白鳥先生は命令通りにします。 二神の娘の二神香苗(国仲涼子)にもガンは取ったと嘘をつきました。 彼女は、看護師の経験があって、本当に取ったのかと白鳥先生に詰め寄りましたが、嘘をつき通しました。 これって、患者のためじゃないんですよね。 白鳥先生、優秀な医者ではあるんですが、なんだか汚い大学病院にどっぷりつかっている感じで、好感が持てませんでした。 きっとこれが、自分の末期ガンが判ってこれから変わっていくのでしょう。 とにかく、今回のところは、大学病院も入院患者もいかにも典型的な描かれ方で、ちょっと倉本さんらしくないなと思いました。 そして、主人公の白鳥先生は優秀だけど、嫌な人だし・・・
時折、出てきた緒形拳さんの白鳥貞三先生達の北海道のシーンに救われました。 ガーデンも綺麗だったし・・・ 黒木メイサさん(白鳥ルイ役)もダンスが上手で、カッコ良かったです。 そうそう、 神木隆之介君、大人になりましたね。 彼(白鳥岳)は、知的障害を抱えてて、野島伸司さんのドラマかと思いました。 彼は、ピアノの調律や、ガーデンの花の名前などを記憶する特殊な才能を持っているそうです。
きっと、これから、こちらの北海道がメインになるのでしょう。 でなければ、とても見続けられません。 北海道の綺麗なガーデンが主流の話に早くなって欲しいものです。
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