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カテゴリ:’11冬ドラマ
最終回、期待通り、素晴らしかったです♪(^^) でも、視聴率は、前回の22.7%より下がって、20.0%でした。 8時からの前倒しの2時間SPだったので、前半、見逃してしまった人もいるかも?(汗) season9の平均視聴率は20.3%(元日SPを含む)で歴代最高だったそうです♪
衆議院議員で総理補佐官の片山雛子(木村佳乃)さん、素敵だったです♪ 頭が切れて、まさに悪女ですね♪(^^;) 雛子さんと公安調査庁、捜査1課、特命がそれぞれ別の動きをして、複雑に絡み、とても面白かったです♪ 結局、一番の悪で得をしたのは雛子さんってことでしょうか?(^^;)
左翼過激派「赤いカナリア」の元幹部で、数多くのテロ事件に関与した本多篤人(古谷一行)の死刑が執行されました。 でも、それは嘘で、実際は、昨年6月、「赤いカナリア」から炭疽菌が総理官邸に届き、本多の釈放を要求したのでした。 小野田官房長が責任者となって、28人のチームを作り、対策を立てました。 そのチームに雛子と公安調査庁の三反園管理官も入りました。 でも、7月に小野田は亡くなってしまい、後を雛子が引き継ぎました。 3月、小野田のシナリオ通り、超法規的な処置で、残りの炭疽菌を全部渡すのと引き換えに、本多を死んだことにして彼を釈放したのでした。 でも、死んだことになっているので、戸籍もなく、まさに亡霊です。 小野田は、獄中の元法務大臣・瀬戸内(津川雅彦)にそれを話したようです。 瀬戸内が、右京さん達を呼んで、死刑になったはずの本多が釈放されたことを伝えました。 この釈放された本多を巡る「赤いカナリア」と、雛子さんと公安調査庁、捜査1課、特命がそれぞれ別の動きをして、複雑に絡み、面白かったです♪(^^) まず、「赤いカナリア」の幹部の鮎川は、本当は本多の釈放はどうでもよく、政府や警察がどこまで交渉に応じるか動きを見たかったようです。 公安調査庁は、本多を逆スパイ・おとりにして、「赤いカナリア」を壊滅させようとしたようです。 本多に返したライターに発信機を埋め込んだり、釈放された本多を襲って殺そうとしました。 でも、失敗して、公安調査庁の丸山は、逆に本多に殺されてしまいました。 でも、死んだはずの人を指名手配できません。 鮎川を捕まえて、彼を自殺に見せかけて殺し、偽装した遺書をポケットに入れて、本多を彼が殺したことにしました。 雛子さんは、私はあなた達の味方だと電話で言って、本多と娘の茉莉(内山理名)を海外に逃亡させる手はずを整えてあげました。 でも、それは嘘で、空港に向かう途中に、捜査1課など、刑事部の人達が待ち構えていて、捕まってしまいました。 本多は留置場に入れられ、茉莉は軟禁状態になりました。 伊丹は本多の取調べをさせてもらえなくて、公安に彼の身柄を取られることに不満を覚えました。 そして、どこの留置場に本多が入れられたか、調べて、右京さん達に教えました。 まだ命が欲しいので、自分は関わりたくないようです(^^;) 本多は「揚 翔明」という偽名で、入れられていました。 右京さんと尊は、入国管理局の者だと書類を見せて、不法滞在で拘留中の楊翔明の身柄を引き取りに来たと嘘をついて本多を連れ出しました。 本多はこれ以上、自分が生きていることが利用されないよう、マスコミに公表することを彼らに頼んだようです。 沢山の報道関係者が押し寄せ、本多は死刑にされずに生きていることが世間にばれました。 本多は再び、捕まりました。 新聞1面には「死刑偽装し釈放、再逮捕」とか「極秘にテロ組織と交渉」、「公安調査庁暴走、職員1人死亡」などと見出しが出ました。 法務大臣は辞職するそうです。
雛子は、「今回の赤いカナリアとの取引は小野田官房長の遺言ですから」と言いながら、公安調査庁の暴走も計算に入れ、自分の思い通りに、進めたようです(^^;) 何人か死者が出ましたが、結局、全ての責任は法務大臣と公安調査庁に押し付け、雛子さんは責任を免れました。 報道は全て「テロリストとの交渉は、公安調査庁が単独、かつ強引に行った」という同じ切り口でした。 雛子が実際とは違うシナリオに書き換えたようです。 雛子議員が、こういうことが今後起こらないよう、内閣の危機管理室の力をこれから強化すると発表しました。 その中継を見て、右京さんと尊は雛子議員がシナリオを書き換えたのだろうと話しました。 右京「彼女ならば、本多篤人の存在ももっと早く明らかにすることができたはずです。 そうしていれば、少なくとも鮎川も丸山もも殺害されずに済んだかもしれません」 尊「おっかねえ女」 右京「それどころか、彼女の周囲で不祥事や事件が起きるたびに、それを逆手に取り、全てを自分の糧に変え、大きくなっていく」 課長「美人なのに、残念だね」
大河内監察官から電話があり、本多を連れ出したこと、お咎めなしでした♪ 一応、不法入国の疑いのある楊を連れ出しただけということなので(^^;)
そして、最後に、2人は瀬戸内氏に面会に行きました。 瀬戸内氏に昨年6月、小野田官房長が面会に来て、その時、このことを彼から聞いていたそうです。 小野田官房長の墓参りに行きたいので、保釈請求をしたそうです。 その時の小野田との会話を話しました。 瀬戸内「まさか、無茶なことを考えちゃいないだろうな」 小野田「無茶?」 瀬戸内「元坊主が嫌がる無益な殺生だ」 小野田「相手はテロリストですよ。 しかも炭疽菌なんて物騒な物をチラつかせている。 大局的に見れば、多少の犠牲はやむを得ないケースでしょう。 でも、私の目の黒い内は誰一人殺させません」 瀬戸内「よ、大統領! いつになく青臭い正論吐くじゃねえか」 小野田「らしくないでしょ」
それが小野田氏の最期の言葉だったそうです。 右京「それこそが官房長の本当の遺言だったのでしょう」 瀬戸内「だとしたら、守ってやれなくて、無念だ」(お経を唱える)
右京さんは尊を今度の休みに官房長の墓参りに行こうと誘いました。 しっとりとした終わり方でした。
どうして官房長が亡くなったのか、映画を見たくなるような話でした。 映画の宣伝も兼ねて、うまく官房長の死に繋げました(^^;)
遂に、「season9」が終わってしまって、淋しいです。。。 官房長がいなくなってしまいましたが、雛子さんでもその代わり、十分やっていけそうな気がします♪ 次の「season10」も期待しています♪(^^)
【視聴率推移とレビューリンク】 (関東地区) [第1話]17.7% [第2話]19.6% [第3話]18.4% [第4話]20.2% [第5話]21.1% [第6話]20.5% [第7話]19.7% [第8話]21.2% [第9話]19.3% [第10話](元日SP)19.3%(レビューなし) [第11話]19.8% [第12話]20.4% [第13話]22.5% [第14話]20.4% [第15話]21.2% [第16話]23.7% [第17話]22.7% [第18話]20.0% [平均視聴率]20.3%
【最終回SP粗筋】 (公式HPより) 「亡霊」 左翼過激派の幹部で70年代、数多くのテロ事件に関与した本多(古谷一行)の死刑が執行された。国外に逃亡していた本多だったが、若いテロリストたちに娘の茉莉(内山理名)を人質にテロ計画への協力を求められると、一昨年密かに帰国。右京(水谷豊)らの活躍もあり、逮捕されると死刑判決を受けていた。 ゲスト:古谷一行 内山理名 津川雅彦 木村佳乃 岸部一徳 脚本:戸田山雅司 輿水泰弘
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