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テーマ:芸能ニュース(18829)
カテゴリ:健康
米国の人気女優・アンジェリーナ・ジョリーさん(37)が、乳がんのリスクの予防措置として両乳房の切除手術を受けたとのこと、驚きました。 お母さんが約10年間がんと闘い、56歳の若さで亡くなっていることから、幼い子供たちの将来を案じ、自分も遺伝子検査を受けたとのこと。 がん抑制遺伝子の一つ「BRCA1」に変異があり、 「乳がんにかかる確率が87%、卵巣がんは50%」と、指摘されたからだそうです。 2月上旬から約3カ月にわたり、乳頭を残しつつ乳腺を切除する手術や乳房再建手術を受けた結果、乳がんになる確率は5%以下まで低下したそうです。 リスクは0%にはならないとのことですが、それでも87%から5%だったら大きく違いますね。
次に、卵巣がんの予防のために卵巣摘出手術を受けることを計画していると、米芸能週刊誌「ピープル」(電子版)が報じたそうです。 お母さんも卵巣がんだったそうです。
昨日からの、この一連の報道、驚きました。 確かに、乳がんになるリスク、87%と言われたら、私も同じ予防手術、考えるかも? がんになってからだと、手術で取っても、放射線療法や抗がん剤治療などやったりしなければならなくて、大変ですからね。 毎年、マンモで検査しても1年に1回じゃ、運悪く、早期発見にならない事もあるかもしれないし、だからと言って、年2回検査を受けると放射線を浴び過ぎてしまいそうだし・・・(^^;) でも、日本じゃ、遺伝子検査ってあまり聞かないですね。 日本でも検査できるそうですが、保険がきかないので高いそうです。 検査代、病院によっても違うそうですが、20万円以上ではないかと、テレビで言っていました。 手術も予防手術なので、保険が効かないし・・・ 乳がんの予防手術、日本ではまだ実績がないみたいで、いくらかよく分かりません(汗) アメリカだと、遺伝子検査で陽性になっても医療保険に入るのに差別してはいけないと法律で決まっているそうですが、日本じゃ何も取り決めがないそうです(^^;) きっと摘出手術も再建手術も予防だから、がん保険に入っていてもお金はでないでしょうね(汗) いろいろ問題はありそうです(^^;) 下記のニュースだど、米国では、遺伝子検査は約3千ドル(約30万円)ほどかかるが、予防的手術と合わせ、徐々に一般的な医療として行われるようになっており、遺伝子変異が見つかった人の約半数が何らかの予防的治療を実施しているそうです。 日本での実施例は限られていて、がん研究会有明病院(東京)遺伝子診療部の新井正美部長によると、同病院では平成23年秋以降、臨床試験として予防のための卵巣と卵管の切除手術を約10例実施。保険は適用されず、手術には約100万円の費用がかかるという。乳房切除は国内で報告例がなく、同病院では、近く院内の倫理委員会に申請、承認されれば実施する予定とのこと。 日本は、まだまだ予防医療も、保険制度やカウンセリングなど、周辺も遅れていますね。 母親や姉妹が乳がんなどになると、自分もかかるリスクが高いとは聞いた事があります。 でも、そのために先に取ってしまうという方法、今まで聞いた事がありませんでした。 お金はかかりますが、選択肢の一つとして、いい方法だと思います。 アンジーさんの公表をきっかけに、日本でも予防医療が広がればいいと思います。
【参考ニュース】 乳がんのリスクの予防措置として両乳房の切除手術を受けたことをニューヨーク・タイムズに寄せた手記で公表して反響を呼んでいる米人気女優アンジェリーナ・ジョリー(37)が、次に卵巣がんの予防のために卵巣摘出手術を受けることを計画していることが分かった。米芸能週刊誌「ピープル」(電子版)が「彼女の医学的なオデッセイ(長い冒険の旅)は終わっていなかった」として、今度は卵巣摘出手術を受けると報じた。前回と同じビバリーヒルズの病院「The Pink Lotus Breast Center」で手術が行われる模様だ。
A・ジョリーさん乳房手術 3カ月かけ切除・再建 がん確率87%→5% ・日本では報告例なし 日本人女性の16人に1人が罹患(りかん)している乳がん。米女優のアンジェリーナ・ジョリーさん(37)が、その予防のため、両乳房を切除したと公表し、話題を呼んでいる。がんになる可能性が高い遺伝子変異が見つかったためというが、こうした医療はどこまで進んでいるのだろうか。 14日付のニューヨーク・イムズ紙に掲載されたジョリーさんの寄稿文「私の医学的選択」によると、母親のミシェリーヌ・ベルトランさんが約10年間がんと闘い、56歳の若さで亡くなっていることから、幼い子供たちの将来を案じ検査を実施。その結果、がん抑制遺伝子の一つ「BRCA1」に変異があり、乳がんにかかる確率が87%、卵巣がんは50%と指摘された。 「できるかぎり乳がんになるリスクを減らすため手術を受けることを決断した」とジョリーさん。2月上旬から約3カ月にわたり、乳頭を残しつつ乳腺を切除する手術や乳房再建手術を受けた結果、乳がんになる確率は5%以下まで低下した。 ジョリーさんは難民救済活動などに取り組む「行動する女優」として知られており、手術を公表した理由については「いろいろな治療の選択肢があることを他の女性にも知ってもらいたい。私の経験が役に立てばと思った」と記している。 乳がんに遺伝的要因があることは、これまでの研究ですでに明らかになっている。がん研究会有明病院(東京)遺伝子診療部の新井正美部長によると、欧米では乳がん患者の7~10%が遺伝によるものとされ、母親が乳がんの場合、通常の2倍の発症率という。 しかし、日本での実施例は限られている。同病院では平成23年秋以降、臨床試験として予防のための卵巣と卵管の切除手術を約10例実施。保険は適用されず、手術には約100万円の費用がかかるという。乳房切除は国内で報告例がなく、同病院では、近く院内の倫理委員会に申請、承認されれば実施する予定だ。 新井部長は「今回は、遺伝的要因による乳がんに、リスク低減手術があることを多くの方に認識してもらういい機会になったのではないか」と話している。
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