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カテゴリ:’13ドラマ
「いつの日も花は咲く」 総集編を年末(BSプレミアム)とお正月(NHK総合)(再放送)に放送します。 ・BSプレミアム 13年12月29日(日)18:00~19:50 前編(第1回~第26回) 13年12月30日(月)18:00~20:00 後編(第27回~最終回) ・NHK総合(再放送) 14年1月2日(木)16:00~17:50 前編 14年1月3日(金)16:00~18:00 後編
最終回の視聴率は、16.6%(関東地区)で、第28回(7/14)以来、久々に16%台でした(^^) 全50回の平均視聴率は、14.6%でした。 これは、前作「平清盛」(2012年)の12.0%、「花の乱」(1994年)の14.1%、「竜馬がゆく」(1986年)14.5%に続く、大河ドラマ52作中、4番目の低さとなってしまいました。 関西地区は平均13.7%で、ドラマの前半の舞台となった福島地区は平均23.2%でした。
八重「花は散らす風を恨まねえ。ただ、一生懸命に咲いでいる」 この言葉、良かったです♪ 頼母「八重、にしは桜だ。花は散っても時がくっとまた花を咲かせる。 何度でも何度でも、花、咲かせろ」 この言葉も良かったです♪ そして最後は、この言葉で幕を引きました。 最後の1発、空に向かって銃を撃ち、 「私は諦めねえ」 諦めないで、反戦を訴え続けるのでしょうね(汗) それまで戦争を煽る記事ばかり書いていた徳富をお茶でもてなしながら、静かに説得しました。 八重「徳富さんの国民新聞、近頃は政府の機関紙のようですねえ」 徳富「軍備増強ば、煽っとるっちゅう事でしょうか?」 八重「はい」 徳富「国家のためです。私は国を愛する者です」 八重「襄も愛国者でした。 でも、襄が愛した国というのは、そこに暮らす人間一人一人の事です。 同志社に来た頃、徳富さんは自分の目で見た世の中の本当を伝えたいと言ってた」 徳富「だからこそ、新聞も雑誌もこの手で作った。 言論が人を動かす時代がきたっです」 八重「その力を何に使うのですか?」 徳富「え?」 八重「人を動かすその大きな力を。 力は未来を切り開くために使わねばなんねえよ」
そして会津の籠城戦の時の話を聞かせました。 八重「私は銃を持って戦った。最後の一発を撃ち尽くすまで。 一人でも多ぐの敵を倒すために。 んだけんじょ、もしも今、私が最後の一発の銃弾を撃つとしたら・・・」 八重、銃を空に向けて撃つ。 空に無数の傘が開く。 八重「私は諦めねえ」
オープニングに繋げた象徴的な終わり方でした。 大河は最後に主人公が死ぬ事が多いですが、これはそうではなくて、人生の途中で、前向きな終わり方でした。 こういうのもいいですね(^^)
そして、「紀行」でその後の八重の人生を簡単に説明しました。 「襄の死後、八重は看護や慈善活動に身を投じていきます。 その傍ら、打ち込んだのが茶道です。 茶道は師範にまで上り詰め、女性茶人の先駆けとなりました。 昭和7年6月、茶会から帰宅した八重は突然倒れ、86年の生涯を閉じます。 葬儀は同志社の栄光館で執り行われました。 参列者およそ2000人の盛大な物だったと言います。 昭和3年、松平容保の孫、勢津子と秩父宮雍仁親王との婚礼が決まり、会津の人々は歓喜したと言います。名誉回復を喜び、行われた提灯行列は会津祭りとして、今も引き継がれています。 戊辰戦争の敗北から立ち上がった会津魂。 八重を始め、会津の人々の決して諦めない生き方は永遠に語り継がれていくのです」
八重を始め、会津の人達の諦めない生き方がこのドラマのテーマだったようです(^^) 誰が主役か分からないようなドラマでしたが、こういう形も良かったと思います♪ それにしても茶道、今では女性が中心ですが、当時は男性が主流だったんですね。 そういえば、織田信長や秀吉や家康も千利休と茶道をしてましたね。 女性の茶人の先駆けだったという事は、その世界でもそれなりの苦難があったのではないでしょうか? 看護も少しやっただけですぐに勲7等宝冠章を叙勲しましたが、看護ももっとやっても良かったではなかったでしょうか? このドラマは、どちらかというと、八重の人生より、会津目線で幕末と明治初めの混乱を描くのが中心だったように思えます(^^;) 覚馬と襄と容保が亡くなった時点で、もうこのドラマは8割以上終わってたような・・・(^^;) でも、こういう形の大河も嫌いじゃありません。 丁寧に、幕末を描いていたと思います。 次々回(2015年)の大河『花燃ゆ』は、長州藩士で思想家の吉田松陰の妹・文(ふみ)が主人公で、井上真央さんが主演を務めることが既に発表されています。 形としては今回の『八重の桜』と似た形になりそうですが、目線が逆なので、どう描かれるか注目しています♪ その前に、来年1月5日(日)からの『軍師官兵衛』(V6の岡田准一さんが主役)も楽しみです♪(^^)
終わってしまいましたが、最初に戻ります。 明治27年11月、いきなり広島陸軍予備病院で日清戦争の負傷兵達を看護していたところから始まったので、じぇじぇじぇでした(汗) 赤十字の精神とジュネーブ条約で敵国の人も助けると決まったからと、暴れる清国の患者も看護しました。 でも、広島なのに、清国の患者、いるものでしょうか?(汗) 大山が戦っていたのは、大陸の旅順でしたが・・・ 捕虜として日本に連れて来たのかな?
佐久は、明治29年、享年85歳で、没。 それと前後するように、登美と久栄も病で亡くなったとのことでしたが・・・ 襄が関東に行って病に伏して帰れなくなった時、八重が登美を看護していた筈ですが、今回、元気そうでしたね(汗) 一度よくなって、佐久より後に亡くなったのかな?? 久栄は、明治26年(1893年)、享年23歳で病没。 覚馬が明治25年没なので、その翌年で、日清戦争の前です(汗)
明治29年(1896年)、八重は、広島の病院で看護婦達を指揮した功績が認められ、勲7等宝冠章を叙勲。 皇室以外の女性で初めての叙勲でした。 でも、八重は、戦争がきっかけとなった叙勲を、素直に喜ぶことができず、会津に帰省。 子供の頃、登った桜の木に登ろうとしていたら、頼母に会いました。 そして、再び戦争が始まりそうなのを心配し、前述の会話になりました。
その後、徳富にお茶を飲ませて、反戦の説得。 最後は、このドラマの見せ場だった綾瀬さんの男装での射撃の回想に新しいシーンを合わせて・・・ 前述の通り、大河にしては、ちょっと変わった終わり方でした(汗) 頼母との再会で終わっても良かったですが、あの男装、好きなので、これも良かったじゃないでしょうか? 反戦を訴えるのが強調されたラストでした。 八重は1845年12月1日生まれで、叙勲は1896年なので、最後は、八重50代前半でしょうか? 若く見えましたが、もう少し老けメイクをした方が良かったかも?(汗) 最後なので、回想も多かったですが、自然な感じで、良かったです♪
9月に会津旅行に行きましたが、とても混んでいて、福島の復興にはかなり役立ったではないでしょうか? 先日、函館で、新島襄海外渡航の地碑を見ました。 綾瀬さん、今度は紅白歌合戦の司会ですね。 楽しみです♪ 1月5日(日)からの次作『軍師官兵衛』も楽しみです♪(^^)
【最終回あらすじ】 (YahooTVより) 1894(明治27)年、八重(綾瀬はるか)は篤志従軍看護婦として、広島陸軍予備病院で日清戦争の負傷兵たちを看護していた。院内ではコレラや赤痢などが発生して危険な状態だったが、八重は感染にひるむことなく勇敢に看護に従事し、若い看護婦たちを見事に統率する。1996(同29)年、八重を温かく見守ってきた佐久(風吹ジュン)がこの世を去った。佐久と前後するように、登美(香野百合子)や久栄(門脇麦)も病で亡くなり、八重は一人、同志社の学生を見守っている。八重は広島での看護の功績がたたえられ、皇族以外の女性では初となる宝冠章を叙勲。しかし、戦争がきっかけとなった叙勲を、八重は素直に喜ぶことができずにいた。そして、晴れない気持ちを抱いたまま帰郷した会津で、八重は思いがけない人物と再会する。
【視聴率推移】 (視聴率は関東地区) [第1回]21.4% [第2回]18.8% [第3回]18.1% [第4回]18.2% [第5回]18.1% [第6回]15.3% [第7回]17.5% [第8回]15.6% [第9回]15.1% [第10回]12.6% [第11回]14.3% [第12回]13.9% [第13回]14.3% [第14回]11.7% [第15回]14.2% [第16回]13.8% [第17回]13.7% [第18回]15.7% [第19回]15.0% [第20回]13.7% [第21回]14.1% [第22回]13.3% [第23回]15.0% [第24回]14.8% [第25回]12.9% [第26回]14.0% [第27回]12.9% [第28回]16.1% [第29回]14.5% [第30回]12.6% [第31回]15.4% [第32回]13.9% [第33回]15.9% [第34回]13.4% [第35回]14.2% [第36回]15.4% [第37回]15.0% [第38回]11.9% [第39回]13.3% [第40回]12.4% [第41回]12.4% [第42回]14.8% [第43回]11.5% [第44回]10.0% [第45回]12.8% [第46回]13.7% [第47回]13.7% [第48回]13.7% [第49回]12.2% [第50回]16.6% [平均]14.6%
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