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カテゴリ:ドラマ
初回視聴率は、13.3%(関東)でした。 今期のドラマの中では、今のところ、『S -最後の警官-』初回(18.9%)、『失恋ショコラティエ』初回14.4%に次いで、3位です♪(2クールの『相棒12』と『科捜研の女』を除く) 同枠前作の『東京バンドワゴン』は、一度も10%を超えた事がなく、平均7.1%でしたので、それよりかなり良かったです♪ その前の『斉藤さん2』の初回は、15.5%でした。 これは人気ドラマの第2シリーズでしたので、注目されました。 * * * 『戦力外捜査官』初回、とても面白かったです♪ 『デカワンコ』みたいだと思ったら、プロデューサーも演出も音楽も『デカワンコ』のスタッフでした♪ 警察犬のミハイルもチラッと登場して、懐かしかったです♪ 冒頭にキャリアの説明があって、分かり易かったです。 キャリアとは、国家公務員1種に合格した者の事で将来の幹部候補生。 キャリアとノンキャリとの出世の速さは、新幹線とママチャリ位違うとの事。 それは知っていましたが、警察組織全体の0.01%しかいないとは、じぇじぇじぇでした。 そんなキャリアの新人だけれど警部の海月千波(武井咲)が、捜査一課第18係に配属されてきました。 新人だけれど、キャリアで警部だから扱い辛いですね(汗) 彼女のミスは自分達のせいにされてしまうので、彼女に捜査させたくない。 彼女は警視総監・越前憲正(柄本明)の知り合いらしく、越前が配属させたよう。 警視総監の失脚を狙っている副総監・小早川安博(佐野史郎)は、彼女に捜査させるなと、捜査一課管理官の井上信光(小籔千豊)に命じました。 そして、井上が巡査の設楽(TAKAHIRO)に命じました。 井上「いいか、設楽、今からおまえに重要な仕事を与える。 おまえの仕事は、キャリアを絶対に捜査に参加させない事だ」 設楽は、そう命じられて千波のおもりをする事になりました。
と言う訳で、戦力外捜査官とは千波の事ですが、本当はとても戦力になりそうです♪ 殺人事件発生。 「捜査に参加するな。現場に来るな」と言われましたが、捜査がしたくてたまらない千波は、無理矢理、設楽と2人で独自路線で捜査。 18係の皆は、凶器の拳銃が3年前の強盗殺人事件と同一と判明し、仮釈放された伊賀(六平直政)が今度も犯人だと思って追いました。 千波は、殺された中学生の山下の通っていた中学に行き、生徒達の話を聞いているうちに、小沢という生徒がいじめられていたのではないかと直感。 自分も子供の頃、苛められていたので、苛めには敏感のようです。 苛められていた千波を救ってくれたのが刑事だったんですね。 だから、千波は刑事になりたいと思ったのでしょう。
事件の真相は・・・ 3年前、伊賀が警察から追われた時に、持っていた拳銃を小学校の校庭に埋めました。 それを当時、飼育係だった小沢が学校で飼っていて死んだ兎を埋めようとして穴を掘り、偶然、その銃を見つけました。 中学生になってから、その銃を使って、自分を苛めていたグループのリーダーだった山下を殺したのでした。
中学の屋上で、苛められていた小沢を駆けつけた設楽と千波が助けました。 小沢「ずっと苛められてたんだ。小学校の時からずっと。 来週までに5万円って言われたんだ。もう・・・もう限界だった」 小沢は、そう言って、自分を苛めていた生徒達に銃を向けました。 設楽「やめろ!」 小沢「あいつを殺しても何も変わらなかった」 千波、銃を向けられた生徒達の前に行き、盾となって、小沢に話しかける。 千波「ごめんなさい。警察が何もしてあげられなくて、ホントにごめんなさい」 小沢「警察なんて関係ない」 千波「そんな事ないんです。 学校に無視されても、自分なんか消えちゃえって思っても、警察が、刑事さんが助けてくれる事もあるんです。 だから、今の私がいるっていうか・・・ 小沢君、助けてあげられなくて、ホントにごめんなさい」 小沢「もう遅いんだ。 何もかも遅いんだ!」 千波「遅くなんかない。 私に全部、話してみて下さい」 18係の人達と校長・教師が駆けつけ、空に向けて銃を撃つ。 怯んだ隙に小沢を取り押さえ、関川刑事が手錠をかけました。 関川の手柄になり、彼は嬉しそうでしたが、千波達のお手柄ですよね(^^;) 屋上から13係のメンバーが生徒達を連行して去り、校長と教師と双葉刑事(木下隆行)と千波と設楽だけ残りました。 校長と教師が苛めがあった事、全然、気づかなかったと言ったので、千波は切れました。 千波「分かってたでしょ! 薄々分かってたけど、気づかなかったふりをしてたんですよね?」 校長「何を言うんだ! 本当に苛めはないと思ってたんだよ」 教師「そうですよ」 千波「苛めはないって大人達が言うから、苛められてた生徒達は何も言えなくなるんです。 苛めはないって言われたから自分が悪かったのかなって、自分を責めるしかなくなるんです。 苛められてた事を言えなかったのは、あなた達のせいです。 この事件の本当の犯人は小沢君ではありません。 本当の犯人は、苛めを隠したあなた達です!」 千波「ちょっとすみません」と、双葉のポケットから手錠を出して、校長と教師に手錠を掛ける(笑) 双葉「ん? は?」と驚いて、鍵を捜すが見つからない(^^;) ちょっとやりすぎてしまいましたね(笑) 千波と設楽は、後で、始末書を書きました(^^;)
千波、頭がいいだけではなくて、機転がきき、パシッと言う時は言うし、このキャラ、好きです♪ 脳みそが筋肉のような肉体派の設楽刑事と、いいコンビだと思います(^^) EXILEのTAKAHIROさんの演技、初めて見ましたが、なかなか良かったと思います♪ 屋上で、暴力を奮ってきた苛めっ子達を一人でやっつけて、カッコ良かったです♪ 千波もその姿を見て、子供の頃、自分を助けてくれた刑事さんを思い出したようでした♪ 昔、助けてくれたのは警視総監かな?? 原作未読なので分かりませんが、警視総監と千波は「名探偵への道」というパズル友達のようです♪ 総監が解けなくて、千波が解けたので、教えてあげてました(^^) 副総監は、総監の失脚を狙っているようです(汗) ドロドロした事も皆、コメディーになっていたので、楽しかったです♪(^^) そうそう、千波の役職、警部がどの位偉いのか、小沢に設楽が教えたのは面白かったです♪ 小沢「警部って偉いの?」 設楽「古畑任三郎は警部補。彼女はそれより偉い。 踊るの青島刑事は巡査部長。警部補の1つ下。彼女はその2つ上だ」 小沢「相棒の右京さんは?」 設楽「今は警部だが、番組の最初は警部補。彼女より下だった」 小沢「刑事さんは?」 設楽「私は巡査だ。彼女より3つ下だ」 小沢「世の中って理不尽だね」 設楽「ああ、間違ってる」
右京さん、昔は警部補だったんですね。 途中で、警部に昇格したって気づきませんでした(^^;) でも、「クロコーチ」の清家警部補(剛力彩芽)といい、ドラマだとキャリアの新人は結構、役に立ちますね♪ やはり頭がいい方が捜査にはいいのでしょう♪ ドラマ内の話ですが(^^;) 南心流空手道場の師範の金城新十郎(関根勤)、いかにもコントでしたね(^^;) 寝てたけど、病気なのかな? 豚で始まった夢とか、「名探偵への道」のマッチ棒のパズルとか、コネタも皆、事件解決に役立って、脚本、良かったです♪ 来週も楽しみです♪(^^)
【原作】 似鳥鶏 『戦力外捜査官 姫デカ・海月千波』(河出文庫) 【脚本】 鴻上尚史 【演出】 中島悟、初山恭洋(ケイファクトリー) 【音楽】 小西康陽 【オリジナルテーマ原曲】 黛敏郎 「スポーツ行進曲」 【主題歌】 EXILE TAKAHIRO 「LOVE STORY」 (2014年3月5日発売)
【第1話あらすじ】 警視庁捜査一課に配属された千波(武井咲)は、新人ながらキャリア組の警部。たたき上げの係長・川萩(八嶋智人)は、キャリアのミスは自分たちの責任になると、若手の設楽(TAKAHIRO)に、千波の‘お守り役'を押し付ける。そんな中、中学生が射殺された。凶器が3年前の強盗殺人事件と同一と判明し、川萩らは仮釈放された伊賀(六平直政)の行方を追う。一方、設楽の隙をついて脱出した千波は、中学校へ向かう。
【主要キャスト】 海月千波(23)・・・武井咲(幼少期 - 松本来夢) 設楽恭介(28)・・・TAKAHIRO (EXILE) 川萩剛(44)・・・八嶋智人 大友洋(33)・・・徳重聡 双葉大介(41)・・・木下隆行 森山薫(41)・・・濱田マリ 北里亮介(37)・・・野間口徹 関川直樹(28)・・・渋谷謙人 中西文彦・・・手塚とおる 田淵亜利砂・・・水沢エレナ 井上信光(47)・・・小籔千豊 小早川安博(51)・・・佐野史郎 海月健夫・・・伊吹吾郎 海月桃子・・・YOU 越前憲正(55)・・・柄本明 金城新十郎(64)・・・関根勤 金城斗志美・・・北川弘美
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