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カテゴリ:ドラマ
「奇跡のラスト~私から僕への遺言」 最終回(第10話)の視聴率は、前回の7.8%より下がって、7.2%(関東)。最終回なのに、2番目に低い視聴率となってしまいました(汗) 全話平均8.6%でした。 梨央が治って良かったです♪ 咲人は、元に戻ってしまいましたが、対等の友達2人と一緒にバーガーショップをやって、幸福そうでした♪ 結構、いい終わり方だったではないでしょうか?(^^) 「誰かを救うためにこの知能を使わなければ、私とアルジャーノンの存在は無意味になってしまう」と言って咲人は、自分の知能後退の対処より、梨央を助ける事を優先。 咲人が作った薬を手術でいいタイミングで注入して、梨央は治りました♪ でも、咲人自身はその手術の途中から直後にかけて急激に悪化。 元通りになってしまいました(汗) それにしても知能後退が始まっていたのに、ホテルで誰も見張っていなかったとは(汗) 咲人、行方不明になってしまいましたが、アルジャーノンのお墓で、対等の友達が来てくれるのを待っていました♪ ただ迎えに行くだけかと思ったら、2人、荷物を持って「お世話になりました」と社長に挨拶して出て行き、びっくり。 あの花屋から出て行く覚悟で、咲人を迎えに行ったようです(汗) 咲人、どうして、あの花屋に戻らないのでしょう? 社長さんに酷い事をしたといっても、社長さんに謝ったし、許してたのに(^^;) 咲人は急激に知能後退が進む中で、自分宛てに伝言を書きました。 「さくとへ ままに あいにいかないで かわいそうだから しゃちょうさんに あいにいかないで ひどいことをしたから はるかに あわないで あいしてるから」 「あわないで」という伝言ばかりで辛いものでしたが、最後に救いがありました。
「しんぱいしないで あるじあのん おかかで たいとうの ともだちをまって」 最後は、後退が激しく「あるじゃのん」が「あるじあのん」になっていたり、「の」が抜けて「おはか」が「おかか」になっていたり、ひらがなでさえ間違いがありました(汗) その伝言ノートを持って歩いていた時に、遥香に道で会いました。 この伝言を読んだので、きっと彼女を知らないふりをして通り過ぎたのでしょう(^^;) 遥香は、事情が分かり、悲しくて泣き崩れました。 咲人、悲しくて泣いてしまった遥香を放っておけなくて、戻り、以前、彼女から貰ったイヤリングをあげました。 その後、咲人は行方不明になってしまい、警察から電話があって・・・ 小久保が花屋に「対等の友達」を捜しに来ました♪ きっと警察からの連絡で、あの伝言メモを読んだのでしょうね(^^) 対等の友達とは、柳川と檜山の事で、2人は荷物とGPSを持って咲人の元に駆けつけました。 咲人は、森の中のアルジャーノンのお墓で眠っていました。 信じられる対等の友達がいて、良かったですね♪ 彼らも前の咲人の方がいいと言ってたので、嫌じゃないでしょう(^^) アルジャーノンのお墓に咲いた花、青い薔薇でしたね♪ 存在しない筈の青い薔薇を遺伝子操作で作った種だったのでしょう♪
2ヶ月後、3人は海水浴場で「あいきょでしょバーガー」というバーガーショップを開いていました。 きっとおいしいのに閉店してしまったバーガーショップのおじさんの店を引き継いだのでしょうね。 資金は、梨央の父が出してくれたのかな? 梨央が治ったので、父がいくらでもくれると咲人に小切手を差し出しましたが、その時はもう咲人、知能が後退していて、小切手が分からず、鼻をかんでしまいました(^^;) 海水浴場で、以前のナンパと同じく、咲人が女性達にバーガーを買わないか誘って貢献しました♪(^^) <終わり>
誰か、調理師の免許持っているのだろうかと、ちょっと疑問に思いましたが…(^^;) 結構、いい終わり方だったではないでしょうか?(^^) 知的障がい者と健常者が「対等の友達」というのが、このドラマのテーマでもあったような感じで、それは最初・途中・最後と咲人との関係が変わって、より一層強まり、良かったです(^^) この辺の知的障がい者との関係を掘り下げていくところは、野島伸司さんらしかったような気がしました♪
原作だと、主人公は、最初、花屋でなくパン屋に勤めていましたが、最後は副作用で最初よりもっと後退してしまい、パン屋にも勤められなくなって、施設に入るという切ない話らしいです。 でも、このドラマはそこまで酷くならず、最初と同じ程度で、友人達と一緒に仕事ができて良かったです♪ 遥香と咲人、梨央と檜山、舞と柳川、3組とも別れてしまいました(汗) 檜山、梨央が病気だったから付き合っていたけれど、治った今は住む世界が違うと思って別れるよう。 これは理解できます(^^) 逃げ込んでいた絵本は閉じられたとか、甘えんなとか、檜山は梨央に言いました。 でも、そこまで彼女の気持ちを理解して怒ってくれる人は、そうそういないでしょう♪ 落ち着いたら、父の仕事は彼女が継いで、檜山と付き合えばいいと思います(^^) 柳川、自分達が繋がってると、檜山と梨央がなんとなく気になって忘れられなくなるだろうと気遣って、別れを言い出しました。柳川、優しいけれど、繊細すぎでは?(^^;) 遥香が咲人の母・窓花に提示されたもう1つの選択は、今は別れるけれど、いつか自分に覚悟ができたら、その時は全てを受け入れるという選択。 これを遥香は選びそうです♪ 遥香と咲人だけでなく、梨央も前述の通り、覚悟ができたら、檜山と復縁してほしいです♪ 大した理由なく、友人のために別れた柳川と舞も復縁してほしいです♪
ただ、咲人の父が腎臓を社長にあげて体調を崩して死んでしまったという件、気になりました(汗) 普通は、腎臓2つあるので、健康な人なら体調崩さない筈です。 それに臓器売買されると困るので、身内でない他人に提供できないのでは?(汗) ドラマ「流れ星」(竹野内豊さん主演)では、親族かその配偶者でなければ臓器提供はできないと法律で規制されているので、患者の兄が偽装結婚して新婦に肝臓を提供して貰おうとするドラマでした。 ドラマ「プラトニック」(中山美穂さん主演)も娘の心臓移植をして貰うために脳腫瘍の男性と母親が偽装結婚しました。 このドラマは、父の人間愛を表わしたかったのでしょうけれど…(汗) 勿論、原作にはないでしょう。 咲人は父の影響もあり、梨央を助けました。
昔のユースケ・サンタマリアさん主演のドラマは、とても暗かったですが、このドラマはオリジナルキャラの梨央達がいて、救いがあり、適度に明るく、良かったです♪ 咲人は、新薬の治療で知能が上がったら、今まで自分が皆から差別されていた事が分かって、逆に今度は知能が低い回りの人を蔑視するようになってしまいました。 でも、遥香のお陰で愛を知って、優しい咲人に戻りました♪ 「知能の低い人間が野蛮なわけではなく、知能の高い人間が理性的なわけでもなく、 愛が…愛に満たされた人は人を傷つけない。 心ない人に時折見せられる悪意に戸惑う事もある。 けれど、知能や知識ではなく、本当に愛し、愛された記憶のある人は… もしかしたら世界は、そんな単純な事で、穏やかになるのかもしれません」 「誰もが愛に?…」 「包まれた世界なら…」 愛が世界を救うという感じですね(^^;) 恋でも友情でも親子の愛でも人間愛でも、広い意味で、愛があれば救われるでしょう♪ 以前のように戻っても、対等の友人が愛を持って一緒に暮らしてくれて良かったです♪(^^)
【最終回あらすじ】 「誰かを救うためにこの知能を使わなければ、私とアルジャーノンの存在は無意味になってしまう」と言って咲人(山下智久)は、梨央(谷村美月)を助けるために、杉浦(河相我聞)や小久保(菊池風磨)らとチームを結成した。それを知った柳川(窪田正孝)と檜山(工藤阿須加)も、希望が持てたようだ。しかし、咲人を助けたい一心の遥香(栗山千明)は、一刻も早く対処法を見つけてほしいと蜂須賀(石丸幹二)に懇願するが、蜂須賀は、咲人のいない研究チームでは難しいと手詰まり感を隠せないでいた。そんなとき、咲人の母・窓花(草刈民代)が咲人を訪ねてくる。遥香から説得を頼まれたという窓花は、一体、咲人に何を語るのか? その後日、蜂須賀の研究センターへ梨央の父・河口(中原丈雄)が秘書を連れだってやって来ると、蜂須賀のことを刑事告訴すると伝える。梨央の病気の特効薬を開発するという名目で、その効果を望めない研究のために河口の会社から莫大な資金を流用したとして、詐欺罪が成立するというのだ。
【原作】 ダニエル・キイス(小尾芙佐 訳)「アルジャーノンに花束を」 【脚本】 池田奈津子 【脚本監修】 野島伸司 【主題歌】ベット・ミドラー「ローズ」
【視聴率推移】(視聴率は関東地区) [第1話]11.5% [第2話]7.9% [第3話]8.8% [第4話]9.4% [第5話]10.8% [第6話]7.4% [第7話]6.7% [第8話]7.8% [第9話]7.8% [最終回(第10話)]7.2% [平均]8.6% - 公式HP・DVDプレゼント(応募締切:6/19(金)当日消印有効)
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